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カテゴリ:☆就活☆
たった二日で何がわかるのって言われても…。
私にはもうこの仕事は続けられません 私はヘタレなのかもしれないけど…。人気ブログランキングへ☆ (注:この記事を書いたのは10日です。本当は書きたくなかったけど…。思い出したくなかったけど…。書くことにしました。) たら@決断 今日も朝から飛び込みアンケート 目標は…30枚 行く前に部長と先輩に相談した たら:飛び込み先でお店の人に嫌そうな顔されるのが辛いんです…。 先輩:嫌そうな顔するのはたらちゃんが嫌そうな顔するからじゃないかな? たら:(確かにそうかも。) 部長:嫌そうな顔されても、命を失うわけでもないし、人を傷つけるわけでもないんだから、大丈夫だよ たら:…。 なんとなく納得してもなんか納得できないまま 飛込みへ でもどうしても行く気がしなくて マックで朝ごはんを食べた 今日持ってきた営業の本をよみながら食べた そしたら、周りの怖そうな男の人たちが 風俗の話をしてた 女を連れてこいだとか金がなんとかとか…。 たらの知らない世界…。 世の中にはたらの想像もつかないような裏の世界があるんだろうね でもコノ人たち禁煙なのに、タバコ吸ってるし、ゴミはそのままだし…。 朝から気分が悪くなってしまった ようやく一時間ぐらいして、飛び込みする勇気がでて飛び込んだ でも…。 店員さんに断固拒否された 真顔で。 どんなに粘っても駄目だった 最後は冷たく言葉を遮られ 無理です!! って睨まれた。 もうこの顔みたら 自分がなんてことしてるんだろうって思って 自分なんかいないほうがいいんじゃないか 自分がいることで不愉快な思いをさせてしまうとか いろいろ考えて、もうどうしようもなくて ただただ歩いた。 ひたすら歩いた 暑さなんか全然気にならなった お昼になっても全然おなかが減らなくて ひたすら歩いた。 気がついたら熱田神宮にいた せっかくだからおみくじをひいた 末吉だった 二頭追うもの一頭も得ず 今は静かにしていなさい あんまりいいことが書いてなかった…。 そしてもう14時だったから 休憩所でところてん食べた また営業の本を読んだ でもとてもこの本どおりにできそうになかった。 また勇気を振りしぼって飛込みしようと思ったけど…。 無理だった 断られるのが怖かった お店の人の気持ちを不愉快なものにしてしまうのに耐えられなかった アンケートをとっても、相手には何もメリットがないことが嫌だった もう肩書きなんか捨てたかった なんの肩書きもないただの人として、お店の人と対話したかった。 そしてまたカフェに入った。 もう精神的に飛び込みなんてできる状況じゃなかった。 カフェでお店の人をずっと観察していた 店長さんとアルバイトのコが 楽しそうに話していた アンケートを依頼しようかと思ったけど… この空間を壊したくなくて… 言えなかった…。 もう飛び込みなんかしない。 そう誓った。 先輩から電話がかかってきた 自分の気持ちを素直に伝えた。 先輩は自分できめたなら仕方ないねといった。 実は、今年4月入社で残ってるの私一人なんだ…。 とこっそりおしえてくれた。 へぇって思った。 そんなこと聞いてなかった。 でもどうでもよかった。 もう辞めることを決意したんだし。 そして、とぼとぼ歩いてたら 高級車にのった知らないおじさんに声をかけられた おじさん:何してるの? たら:外回りです。 おじさん:暑いのに大変だね。てか君どこかであったことあるよね? たら:ありましたっけ? おじさん:あるよー 君どこに住んでるの? たら:○○です おじさん:俺そこよく通るから、やっぱりあったことあるよ。てか君遊んでるでしょ?遊んでそうだよね~ たら:遊んでません(怒)私○○大学に通ってるんです。おじさんのナンバー岐阜ナンバーだからわかりますよね? おじさん:あはは。そっかそっか。てか車ののりなよ。暑いでしょ? たら:乗りません。でもアンケートに答えてくれませんか? おじさん:なんだ車に乗ってくれないならいいよ。アンケートも暑いしいいよ。じゃあね。 もうなんか最悪な気分だった あんなおじさんに対しても必死でアンケートを頼む自分が嫌だった この仕事してたら多分自分が駄目になりそうだと直感した。 悪徳商法の人が、老人をターゲットにする気持ちが分かった気がした うちにも時々くる飛込み営業の人の必死そうで辛そうな顔を思い出した 私が小さい頃からなりたくなかった職業は飛び込み営業だったことを思い出した 内定辞退…。 そう決心した。 もう目的もないし、行く場所なんてどこにもないから 公園でブランコにのっていたら また知らないおじさんが話しかけてきた おじさん:君営業? たら:そうです…。 おじさん:何関係? たら:広告です。おじさんは? おじさん:水回り たら:リフォームですよね?売れますか? おじさん:うれないね…。 たら:ですよね…。 おじさん:お茶でもしない?おごるから たら:結構です。 おじさん:せっかくだし話そうよ。 たら:駅近くの喫茶店ならいいですよ おじさん:(携帯を見て)あっ仕事の電話だ。お茶したかったけどごめんねー もう気分は最悪だ さっきのおじさん今のおじさんも下心が見え見えだ…。 普段なら関わることもないような人たちに2回も出会ってしまった それだけ、今の自分がレベルが下がったってことなんだろうね。 自分の価値がどんどん下がる仕事…。 もう決心は本当に固まった。 会社に戻って部長と話した。 たら:明日休ませてください。自分を見つめなおしたいんです 部長:認めない。君だけ特別扱いするわけにはいかない。しかも今日たった一見飛び込んだだけなんだろ?お前はなに考えてるんだ? たら:飛び込みなんてもうしたくありません。お店のひとを不愉快にさせるのが嫌なんです。 1人の笑顔をみるために、99人を不愉快にさせる仕事なんて嫌です。 私は100人いたら100人の笑顔が見たいんです。 部長:それは、まるでうちが人を不愉快にさせる仕事みたいな言い方だね。 たら:ごめんなさい。私には御社の仕事スタイルが合わないだけです。この会社で、お客様の笑顔を見るところに到達するまで頑張れません。 部長:そうか…。 君に残された選択は二つ 明日頑張るか、辞めるか たら:…。 部長:黙っていてはわからないよ。もう君20歳をこえた大人でしょ?しかも泣くなんて失礼だよ (たらは号泣していた) たら:やめます!!! 部長:本当にいいんだね? たら;はい! 部長;残念ですが仕方ありませんね。 内定辞退してしまった。 でも後悔はしていない…。 同期に話したら たらちゃんが一番成長しそうだなって二人で話してたんだよ。だから残念 っていってくれた (そんなふうに思ってくれてたんだ…。) 社長にも挨拶した たらさんには、いいところもたくさんあるわけだし、他の道に進んでがんばってくださいね と言って下さった たらが号泣してたら、ティッシュを持ってきてくださった いい社長だ (でも営業トークだと思うけど。) 先輩に報告したら あなたは、根性が足りない 学歴やプライドなんて捨てたほうがいい 弱虫のあなたとは、プライベートでも付き合いたくない って言われたけど 私はもう何も感じなかった 私にはこの仕事をする方がよっぽど苦痛だったから もしこのまま続けてもすぐやめるのは目に見えている…。 そのほうがよっぽど会社にとっても自分にとてもダメージだ!! 先輩はこの仕事に向いてるんだと思う だから成功できたんだ 私の気持ちなんてわからないんだよ…。 尊敬していた先輩だったけど、昨日今日と話すうちに なりたくない女性像になっていた。 不思議だった。 内定辞退はあっけなく終わった。 バイト代もきちんとくれた いい会社だ でも私には合わなかった 同期の二人にはがんばって欲しいと思う あの二人ならトップ営業ウーマンになれると思うから…。 私、いったい面接で何を見てたんだろう 部長はあんなにも辛い仕事だっていってくださったのに…。 私はいいとこばかりしか見てなかったんだよね 就活はやりたいことも重要だけど 自分が絶対やりたくない仕事も知らなきゃいけなかったんだ 見たくないことから目をそらしてたからいけないんだ 気持ちだけあっても、体はついていかないんだから…。 部長にも会社にも本当に迷惑をかけてしまった。 私最悪だ。 どんなに自分が情けないと思われてもブログは辞められない…。人気ブログランキングへ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月11日 00時38分17秒
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