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カテゴリ:その他
帰郷時に、老父の介護担当ケアマネさんの一言で、うなってしまいましたので、ご紹介させてください。
日ごろの親不幸のお詫びを申し上げ、お世話になっているお礼を申し上げたんです。 ところが、こういわれました。 「私たちもいずれおせわになるの。 出来ることをしているだけのこと。 順番なの。 お礼なんか言わなくて良いのよ。」 女性に年は失礼ですが、まだ五十代の方だとおみかけいたしました。 この道15年のヘルパーさん頭の上司でもおありです。 優しい顔をして、女性は腹の据わったことを言いますね。 とても男にはかなわない。 電話ですが、1時間も話し込んでいました。 こっちの心までケアしてもらった気がしました。 助言とかコーチング、あるいはコンサルテーションとか、わかったつもりでいきがってた自分がなさけないばかりです。 奉仕の輪廻という空間認識が、ぼくのまわりに降りてきたような気がしました。 何かの存在によって、みんな生かされている。 ひとに奉仕できること、ひとから救済されること、ちっぽけな個人ベースで帳尻なんかあわなくてよい。 だれになにをどのように奉仕できるか、大きな生命空間で考えているひとがいるんですね。 なにかが、心の中で落ちてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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