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テーマ:本日のお勧め(385566)
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ではまったくありません。
たしかに、バブルの後の日本経済の失われた10年の末期に、やはり格付けをスタンダード&プアーズから下げられたことがありました。 ( 違いがわかる男さん にコメントしようと思ったら、だらだらと長くなってしまい、入力エラーとなってしまい、かといって消すのも面倒でありまして、こちらにペーストさせてもらいました。あしからず、ご容赦のほどを、逆にそちらは尻切れトンボになってしまい大変申し訳ありません。 ) 経済学者の竹中大臣が不快感を隠さなかった時期がありました。一種の演技ではないかと当時思ったことがあります。 以前日本国債は永くAAAを維持していたため、多くの日本人はそれが当然だと思っていたのでしょうね。 若しくは格付けは資金所要サイドにとっても必要な行為であることが理解しがたいのかもわかりません。 国債も社債同様格付けされます。予めデフォルトリスクが診断され公開されます。それにより市場参加者の合理的価値判断が形成されるため、寧ろ市場に対する安心感が広がり消化が促進されるようになります。格付けされるほう、つまり、資金所要のある側にも利益のあることとされています。 国債の利回りは、株式、社債、CBなどすべての金融証券資本コスト計算の基本であり、いわばメートル原器のようなものです。 国債格付けの低下がもたらす影響は、エコノミストによりまちまちですが、保有者にとっては、利回りが良くなるので利息の受取額が増えることになります。 発行条件が悪化することで、国債利息が増え財源が確保できないために国の歳出が抑制され長期的には国の財政状況の改善に繋がるという見方があります。 一方で国の信用リスク増大は、間接的に日本企業や通貨への信頼を低下させることになり、海外の投資家による日本企業の株式の売却や円売りに繋がることもあります。 円安の到来は、輸出企業の競争力を回復させ、法人税収入を増加させ国家財政にプラスに影響することが期待できます。 こうしてみると、格付けされること、そして、下げられることは悔しいけど悪いことばかりではないということになります。 日本にいてインサイダーで、日本を買っている人は、アウトサイダーが何も知らず不当に格付けを下げてくれたわけですから国債を買う千歳一遇のチャンスかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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