新しい薪
先日、知人が「要らない型枠があるので、薪にするなら取りに来て」と言うのでもらって来た。もらった当日に半分以上はストーブにくべ易い大きさに切った。この薪は良く乾燥していて紙を何枚か燃やすだけで燃え付く。火力はあるが燃焼時間が短く、気を付けていないとすぐ火が下火になってしまう。木自体の密度がなく、灰の量も雑木より少ない。この薪は元は型枠なので釘が沢山出ていて釘に気をつけながら薪をくべる。窯主はこの薪を一度に5,6本づつストーブに入れている。始めはいいが火が点いて燃え盛ると、回りの温度は一気に上がる。ストーブの近くにある温度計が一気に燃えると37度にもなる。玄関にアロエの鉢が置いてあるが、ここに入れる前は横に広がって元気がなかった。それが急に芯が立ち上がって夏の姿になっている。それほど暖かいのだ。窯主はストーブの傍の自分のイスで熱い熱いと言っている。そんなに一度に薪を入れなければいいものをと思うが中々加減が出来ないらしい。