お客はカエル
ぼんやりとテレビを見ていたら何やら腕の辺りに違和感があり、手で触ってみたが何もない。たぶん気のせいだとそのままにしていたが、しばらくしてまた同じ感覚がした。腕を触ると冷やりとするものがあった。手に取ってみると緑色のアマガエル。どうして室内で私の腕に付いていたかは不明だ。見るとつぶらな瞳が可愛い。こんなお客なら歓迎だ。カエルとトンボは環境のバロメーターと言われるが、陶房周辺は結構種類が多い。それに嫌われ者のスズメ蜂、ムカデと蛇も。今年は入梅後雨が極端に少ないせいか特に多い。蜂は陶房に入り込んでは室内を飛び回る。刺されると困るが、スズメ蜂は特に危険だ。これが出てくると教室は大騒ぎとなる。先日は子供が入浴中に何かの羽音がすると言うので見に行くと6cmくらはある大スズメ蜂が浴室の中を飛び回っていた。家族総出で退治したが本当に驚いた。この家はまだ未完なのでどこかの隙間から入り込んだのだろう。今年の陽気だとスズメ蜂は当たり年かもしれない。カエルやトンボなら歓迎だが、スズメ蜂や蛇はゴメン被る。