タランチュラ

ハローワークへ求人募集を出してきた。

大工2名と、現場監督1名の計3名の募集を出してきた。



前々からうちに来てもらっている、大工さん3名のうち、2名の老兄弟がいる。

前にもブログで書いた、ヨッシー兄弟。
（67歳の弟、73歳の兄）


（関連過去ブログ）


73歳の兄は、歳で体力も落ちてきたので、賃金をカットさせてもらったんだが。

頼りにしていた弟のヨッシーが、ここ最近　病気で体力が愕然と落ちてしまった。

本人的にはまだ働いていたいそうなんだが、今年いっぱいもつかどうかわからない。
（体力がね）



なので、そのヨッシー兄弟の代わりの人材を探し始めないと、

そろそろ時間の問題だと思う。








もうひとつは現場監督業務。


こっちは、未経験でいい。

経験者じゃない方がいい。

若くていい。

高卒で右も左もわかりません、という男の子でいい。

いちからうちで教えるから、真っ白な状態できてもらってかまわない。





そう思って、合計3名の募集をかけた。





そんなに募集して、会社の「景気回復したの？」と聞きたいでしょうけど・・・・・


全然回復してないよ　

私の給料も出ないくらいだからね。




でも、ここで勝負に出ようと思う。

独立して7年目。

そろそろ、次のステップにいかないと、大きくなれない。







でもね。


そんなに募集しても、たぶん来ないよ。

実は数年前も募集したんだけど、うちみたいに弱小企業には来ない。




数人来たけど、年齢が高く

「やっぱり、おまえみたいなのしか来ないよね」と心の中でつぶやいてしまうような人材しか来ない。



残念だけど。





でも、ここの所の不景気で、失業率が、5.7％の高水準を示し、20～30歳台は7％台を示している。



それを期待して出してみた。








ハローワークへ出向くと、職探しの人達は多いが、求人を出す事業所のコーナーの方はガラガラだ。





ハローワークの担当の親父は暇なのか、私に色々と語ってくれる。



「今ね、失業率がすごく上がっていて、募集事業所の方はラッキーです。

でもね、失業している人は多いけど、質はすごく低下しています。

だからね、これ位でいいかって諦めてすぐに採用しない方がいいですよ」


と小声で話してくる。





私は「ぷっ　」と笑った。


（知ってるよ）と思ったが、その言葉はのんだ。







昔、人材派遣の営業をしていた頃。



求人媒体は、ハローワークではなく、費用のかかる「有料の求人雑誌」に掲載していた。


やはり、有料の求人雑誌に載せた方が「それなりの人材」が応募してくる。


ある日、無料だからハローワークにも掲載しようじゃないかと言うことになり、掲載したんだが・・・・。






まぁ・・・・・かかってくる電話、電話・・・

どれもこれも「まともそうじゃない人材」ばかり。





だいたい、電話で8割方「人物を査定」出来る。

で、面接に来てもらっても、ほとんどが「面接した時間が勿体ない」と思うような人ばかりだった。



数名は良い人材がいて、就業してもらったケースもあるが、

その場合は女性がほとんどで、男性で良い人材にめぐり合ったことは皆無だ。




で、結局は私達社員の本来の業務に支障が出る程、ムダな時間を費やさなくてはならないので、ハローワークへの掲載を取り下げた。






そんな経緯があったから、担当の親父の言う事はよくわかる。





職種的に「ハローワーク」でも、いいんじゃないかと、思ったのと。

少しくらい、うちみたいな弱小企業に来てくれる人で、まともそうな人がいるんじゃないかと期待して、今回は出している。




これで来なかったら、有料求人媒体へ掲載してみようと思う。







さっそく、今　電話があった。



ハローワークの担当者が電話してきた。

本人は近くにいたみたいだけど、電話口に出さない。

たぶん、一応面接までこじつけたいからだと思う。

電話に出させると、電話で「NO」も有りだからだ。




私は期待して、担当者の話を聞いていたが、担当者の声の感じで　

なんとなく「お勧めの人材ではない」ことが汲み取れた。


で。

58歳だと言う。



そうだよね、そうだよね。

いつもそれくらいの年齢の人がくるの・・・・・。





若い人・・・・・来ないかな？

20～30歳台の失業率高いのに・・・・来ないね・・・・・。



また、おもろい進捗状況があったら、ブログアップします