(前回の続きです) 前回の記事はこちらから。
前のブログに、友達が入籍したって内容を書いたでしょ? (関連記事はこちら)
私は嬉しくて花を届けたの。
これは、今度きちんとパーティーを開いた時に別にお祝いはする予定だけど、
なんだか嬉しいから、あいつらの家にも花を飾ってあげたくなっただけなのよ
あげた数日後に、うちにお届物が来たの。
DHCの化粧品を頼んだばかりだったから、それかと思って開けたら、
なんと!!!!
高級オリーブオイルが3本も入っていて、
「こりゃオーダーミスか、お届先ミスだろ?」と思って伝票の確認をしたら、
大輔の名前だったのよ
大輔の名前でも、ゆきみがしたに違いないから、即効 怒りの電話をかけてやったわよ。
開口一番。
「あんた、なんて事をしてくれたんだよっ」
ゆきみ「な、なんですか?何怒ってるんですか?」
私「オイルが届いたんだけど」
ゆきみ「あ!届いたんですね! 早い! 良かった!」
私「良かったじゃないよ。お返しなんてやめてよ。
私はあげたくてあげただけで、お返しなんて期待してもいないんだからっ」
ゆきみ「違いますよ。リリさんにいつもお世話になってるし、結婚できたのもリリさんのおかげだし。
お歳暮か何かで贈ろうと思ってたら、先に花がきちゃって、やられたーと思ったんですよ」
私「 その言い訳めいた事は ほんとか?」
ゆきみ「ほんとですよぉ~ やだなぁ~」とケタケタ笑っている。
私「ていうか、私の好きなやつじゃん」
ゆきみ「そうですよぉ~、リリさんは結構そのオリーブオイル好きですよね!」
私「じゃ、ありがたく頂くけど」
↑ もらったくせに 大柄な態度のわたし
私「今後、ゆきみ達には出産とかね、沢山のお祝いごとが続くと思うけど、
その度にお返しはしないでくれる?いい?約束だよ」
ゆきみ「ひゃははは 本当ですか?赤ちゃんできますかね?」
私「すぐ出来るよ。いい?聞いてる?
お返しいらないからね。あんた意外と律儀に色々やるから やめてよ。
チリちゃん(←私の親友で大輔とも親友)ともそう決めてるから」
ゆきみ「そうなんですか。きゃははは」
私「いい?聞いてんの? わかった?もしやったら、返しに行くからねっ」
と、言い聞かせておいた。
なんか、これが本当にお花のお返しだったら、喜ばせたくてやった事が、なんだかアダになった気がして嫌だ。
一緒に喜びたくて、100%の嬉しさのテンションから、一気に落とされた気分
日本は お返し というしきたりがあるけど、カナダにはないんだって。
あげたい人にあげるんだって。
例えば お土産を貰っても、今度自分がどこかへ旅行へ行った時には、
「前にもらったから、あの人にもあげよう」とは思わないらしく、
あげたい人にだけ あげるんだって。
金額もそうらしい。
日本人は、頂いたら商品の値踏みをして、自分もそれなりのを買ってあげるじゃん
カナダは、あげたい金額だけの、あげたい商品をプレゼントするんだって。
自分があげたい人に、あげたい金額だけの、あげたい商品を贈る。
いいね、このシステム
逆に言えば、嫌われ者は 貰えないって事だね。
親友のチリちゃんは、旦那さんがアメリカ人なのよ。
アメリカ人って、わりとクリスマスプレゼントや、誕生日プレゼントをメインに考えるでしょ?
チリちゃんちが、うちの子の誕生日プレゼントをくれたから、うちもチリちゃんの息子にあげたの。
やっぱりチリちゃんから こう切り出してきた。
「ねぇ?今後 お互いの子供達のプレゼントどうする?」
私「毎年 決まった月に必ずあげなきゃいけないって思うと、お互い気遣うし、
本当にあげたい物に巡り合った時にあげる形でいいんじゃないかな?
片方がもらったから、もう片方が無理に買ってあげるのもやめようよ
お金がない月もあるし、無理しないで、これをあげたいって商品だけにしようよ」
チリちゃん「そう言うと思った! 同じ考え!!!」
やっぱ、なかなか そこまで入り込んで決められる相手っていないよね。
それに・・・日本じゃそうもいかないね。
私も、きちんと返すべき所には返してるしね。
義母の里から(山形にお姉さんや弟がたくさんいるのよ)、
いつもお歳暮を頂き、お返しをして、電話もしなきゃならないから、結構しんどいんだよね。
私ね、けっこう義母のお姉さま方の事が好きなのよ。優しい人ばかりだし。
だから・・・親戚付き合いはいいんだけど・・・・
やってもらったら、やり返す・・・・みたいな強制が しんどい。
やってあげたい相手なら、喜んでやってるし・・・・。
カナダの考え方を取り入れようよ!!
そしたら、
あたし!!!
ひとつも 貰えないかもね。
ぎゃははははは
そしたら、
性格を見つめ直しますわよっ おほほほ。
では よいお年をお迎えください。
食い過ぎ警報出てますよ