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故郷、香川県で 小学生の頃からよく遊んでいた神社で、「節分祭」があると言う。
この節分祭は、毎年「厄年」の男子が中心となり、「厄祓い」として 「豆まき」を行う。 前厄、本厄、後厄の3世代が集まり開催される。 同級生の男子達は、今年「本厄」にあたる。(数えで) 去年は前厄だったので、去年から始まっており、女子も集まりお餅をついたり 豆まきの準備をする 当日は、前厄の世代は、ほとんど裏方に回り、本厄のサポートをする。 去年は、そんな行事があるのは知らなかったので行かなかった。 今年は本厄だから、本厄世代の女子達も神社の境内から餅を投げる事が出来る。 1月末にあったので、その行事だけの為に帰省した(1人で) 「スーパー先得」でね。 参加するまでは、もっと軽い感じのノリで、準備もそんなにないのかな?と思っていたが、 行ってみると、男子達は、前々から下準備をしており、大変そうだった。 数週間前から平日の夜も仕事が終わったら神社に集まり、 「俺、睡眠時間 毎日3時間」とか 「いい加減、嫁が怒っとる」とか なんじゃかんじゃ、大変そうなのが窺えた。 女子達もお餅つきをしたり、甘酒の下準備やら、お茶出しの準備やら、お食事(巻きずし)の発注やら、袴の準備やら、 想像していたより、沢山の準備があったそうだ。 私は当日だけのお手伝いだったので、お茶出ししたり、掃除したりと、サポートするのみであった。 1日に4回の豆まき(餅投げ)があり、私達本厄は、最後の回に投げる事が出来る。 投げるまでにも、境内の中でお祓いしたり、色々と執り行われる。 同級生の男子と女子が 50名ぐらいいたのかな(?) 久しぶりに顔を合わす人達が、昔話を語りながら、みんなでひとつの行事を完成させるって・・・・・ なんだかね・・・・・とっても楽しかったの 40過ぎた オッサン、オバサンだけど、気持ちは中学生のままって言うのかな??? あーーーぁ~ 同級生っていいなと しみじみ 思っちゃったよ 中学生時代は、たいして口も聞いた事がなかった女子とも再会して、おしゃべりすると 「あれ?この子、こんな良い子だったんだ」とか 「昔のイメージと違うな」とか・・・・色々感じる事があってね。 みんな、温かいというか 「エエ子ちゃんばっかり」だったの でね、私は2泊だけして飛行機で帰ってきたんだけど。 今回だけじゃなく、帰省から戻る時は いつも 羽田に着陸の寸前に 飛行機の上空から、大都会東京を見降ろすと すっごく寂しくなるんだよね。 今回は、本当に楽しかったから めちゃくちゃ寂しかった。 楽し過ぎてね・・・・・ こっちに帰ってから 気が抜けちゃって、なかなかブログ更新できなかったよ でね、帰った日の夜 同じクラスで生徒会長していた男子から携帯電話にかかってきた。 (あれ?誰かから連絡先を聞いたんだな)と思ったけど、深く追求はしなかった。 男子「あんなぁ~また4月に帰ってくるって聞いたんやけど、いつなん?」 私「えっとね、香川は4/1~4日までの予定やけど」 男子「おおーーーならば大丈夫やな」 私「なんかエエ事あるん?」 男子「3組に声をかけるけん、また集まろうや。先生もな」 私「あれ? この前、幹事してよ、また集まろうよって私が言うたのに、あんたは嫌やっ言うたやん。 おまえがせーとか(おまえがしてくれ)、あんたがしー(あんたがしなさい)とか なすり合いだったやん」 そう、この男子は、節分祭の時に 「夏の同窓会で先生が、楽しかったって言よったぞ。また帰省する時は呼んでくれって言よったぞ」 と言ってくれたので 「じゃぁ、4月に帰省するから集まろうよ」と私が提案したら 幹事は、アンタがしなさいよ、いやアンタだよ・・・・ みたいなノリで擦り合いで、軽い会話で終わっていたのだった 私は「どしたん?気が変わったん?幹事やってくれるん」と聞くと 男子は「今回、あ~~同級生ってエエなと思うたんや。この前楽しかったな」と言う。 そうなんだ! 男子もそう思ってたんだ!! そう思ってた子って多かったよね、たぶん。 男子「3組は集まりが悪いけんの。他のクラスを誘うか、 節分祭のメンバーにするか、また考えるわ。ほなの」 と言って電話を切った。 もうね、このバリバリの讃岐弁にも 癒されるんだわぁ~ 特に男子が喋る讃岐弁に癒されるの・・・・・。 住んでいた頃はなんとも思ってなかった讃岐弁。 標準語の方がかっこいいと思っていた、若い頃。 でもね、年のせいなのかな?? 讃岐弁に癒されまくりやわぁ~~ 男子はすぐ「おまえなぁ~」と言う。 女子は「あんただぁ~」と言う。 「~しとけの」「やっとけの」 「~しとけだぁ~」「やってみぃだ」 「だぁだぁ言うなだぁ」 「ほなの」 みんなが、こんな言葉で会話する(当たり前だけど) 私は、これを聞きながらめちゃくちゃ心地よかった。 ストライクゾーンまっしぐらって感じ 「あっ、あたしってば こんなに地元を愛していたんだ」と気がついたのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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