ひらめきが人を幸せにした ♪
以前より、当ブログを賑わせていた(?)私の中学以来の親友 大輔(40才)と、元職場の後輩 ゆきみ(33才)を紹介した件を、逐一 報告してまいりました。前回は、12月に入籍をしたという段階まで報告していた(関連過去ブログ)先日、やっと渋谷のおしゃれなレストランで 2人の結婚式が執り行われた。私も、親友チリちゃんも、誠也も、大輔の結婚式参列は、これで 2回目なので、嬉しいような何だか変な気持で参加した。でも、あれだね・・・・式が始まって、階段から 大輔とゆきみが出てきた瞬間 チリちゃんと笑ってしまった「あいつ、あそこで何やってんのかね?」と言いながら噴き出してしまった。私達の目の前を澄ました顔で通り過ぎる。私は「ねえっ! 大輔!! そこで何やってんの?」と声をかけたら苦笑いしていた。式が終わり、大輔、ゆきみ、私、ちりちゃん、誠也と記念撮影をした。この撮影も 2回目だわ前回の写真は捨てなきゃね。それから披露宴に入り、会社の人を招待していなかったので、友達と家族だけの参加で和気あいあいとしていた。一番、上席には、大輔の大学時代の 親友5人 が座っていた。隣テーブルが私達 中学時代のテーブルだった。この大学友達は、学生の頃、私も含めてよく遊んでいた。私が1人暮らしをしているアパートへ、大輔がいつも沢山の男友達を連れてきて、狭い部屋に入り、男どもがやれ「腹が減った」だの「なんか作ってくれ」だの「眠い」だの・・・・・よく遊びに来ていた。私も「ちょっと、いつも来ないでよ。あんた達に食わせる物はねーよっ。今日は彼氏来るんだから、帰ってよ」と言っていたが「じゃぁ、彼氏が来るまでいいだろ?」と言いながら、むさくるしい男たちが 5~6人遊びに来ていた。でも、それはそれで楽しかったなぁ~。あの頃は披露宴の最中、ケーキカットや、撮影のベストショットがある場合には、司会者が説明してくれるので、ゆきみの女友達は、ぞろぞろとベストポジションへ出て行く。が、この大学友達のテーブルと、私達中学時代のテーブルは、いつも最後まで動かないこの2つのテーブルのメンツだけが、2回目参加者だからだ。私達は12年前にも、大輔の披露宴で 席近くで 顔を合わせている。次々と、指名された友達が順番にテーブルで、簡単に一言スピーチをしていた。私は「キューピット」だから必ずスピーチはお願いしますと言われていたが、全然指名されない。とうとう、友達のスピーチが終わり、お色直しへと席を外す事となった。その、お色直しへ退席する際に、司会者が「新郎新婦の手を取って退席をエスコートして欲しい方がいます。それは、愛のキューピットの ○○○リリさんです!!」と言って前へ呼ばれた。私は聞いてなかったので、えーーーーーーーと言いながら前へ出ると、2人からワインをプレゼントされた。で、司会者が一言お願いします・・・と言うではないか!!私は「えっ!! 今、ここで!!!」と目をひんむいて聞いた。あわてて、自分の席へ戻り、スピーチを書いた紙を取りに行き、また戻って喋り始めた。2人が出会った経緯(いきさつ)をはなした。と言っても、前々からこのブログにも書いてある通り、私の突然のひらめきによって、引きあわされた2人なので、それをそのまま喋った。別に笑いを取るつもりはなかったが、ドッカンドッカンとウケていた他の友達のスピーチでは、大輔がバツイチという事を誰も言わないから、私も言うのを躊躇ったんだけど、一応話の順序立てとして、言わなきゃ、なんとなくしっくり来なかった。なので、「バツイチ」ではなく「大輔は人生の寄り道をしていた時期があった」と言ったら、大学友人のテーブルから、ゲタゲタ笑いながら「おいっ!!それは禁句だろ!」と突っ込みが入った。まっ、楽しんでくれるなら、言っちゃって良かったよ。結果オーライである。最後に、3人で手をつないで、会場の一番後ろまで歩き、3人で一礼をした。そのスピーチが終わると、大学テーブルの男子達が私を呼ぶ。A君「おいっ! ハゲリリ!! こっち来いよ」はっ???今 なんと???ハゲリリ と言いました?私はすぐテーブルへ行き「ハゲリリって何よ!! あたしが いつハゲたんだよっ」と言うとA君は「大学の頃から アダ名がハゲリリだったじゃん。大輔もいつもハゲリリって言うし」ええーーーーー・・・・・そうだったっけ? そんな20年も前の事なんて忘れてしまったよ。A君「あの頃は、おまえんちに上がり込んで楽しかったなぁ~。ご飯食べさせて貰ったりさぁ~。俺達学生で金がなかったから、おまえは働いてたじゃん。だからよく行ってたよねぇ~。懐かしいね」私「私だって安月給で困ってたんだよ。しかしあの時は楽しかったね」A君「ハゲリリさ、いつも男がくるくる変わってて、彼氏の話をよくしたよね?」私「えっ!!そうだったけっ?」A君「俺がさ、この前の彼氏どうしたの?って聞いたら、ハゲリリが簡単に あっ!もう別れたって言うから、どうして別れたのか?って聞いたらさ、男の足の裏を見たら嫌いになったって言うから。俺、その話が衝撃的でさぁーーーーーーー」私「えっーーーー?そんなアホなこと 言ってたっけ?」A君「言ってた言ってた。俺、あれは衝撃的だったけど、女ってこんな事で男が嫌いになるものかって、勉強になったんだよぉ~~。おまえって面白かったよなぁ~?」私「やだ、そんな話したっけ?ほら?男にでもあると思うけど、初デートで女の鼻毛が出てたら嫌でしょ?それと同じだよ」と言うと一同深く頷く。A君「そうだ!! こいつ独身なんだよ。そのハゲリリのひらめきで誰か紹介してやってよ」と言われて、見た男は・・・・・なんだか幸薄そうな男でさ・・・・・私は「ん、そのうちにね。15年間で3組しかひらめいてないから、あと3年はひらめかないから」と言って席を離れた。誰でもかれでも ひらめかないんだよ、ごめんよ両家の両親には、とにかく感謝された。大輔母からは「あの時からね(離婚)お兄ちゃんは(大輔)ずっと暗くてね。いつもつまんなそうにしていたのよ。だからどうしようかと思っていたし、どんどん年とっちゃうしねーーー心配してたのよ。あんなに明るくて楽しい お嫁さんを紹介してくれてありがとう。あの娘に出会えて本当に良かった。お兄ちゃんも明るくなったし、ゆきみさんが来るだけでパッと我が家も明るくなるのよ」「リリさんに足を向けて眠れない」と言ってくれた。ゆきみ母にも、とにかく感謝された。私は「すいませんね。バツがついた奴ですけど、宜しくお願いします」と言うと「うううん。本当に温かくて内面の良い人で良かった。前の彼氏は最悪だったからね」と言う。私もそれは知っていたので、ゆきみ母と前の彼氏の悪口で盛り上がったま、とにかくアットホームで楽しい結婚式に久々に参加した。ゆきみのお腹の中には、赤ちゃんが出来たただ今、妊娠 5カ月です。私のひらめきによって、次々と幸せになる人がいて、心から嬉しい40歳にして、気分は こんな感じです。以上、大輔&ゆきみの 報告はこれにて終了です。