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カテゴリ:デジタルカメラ
某オークションでVest Pocket Kodakを落札しました。
ほぼ100年前のカメラ、いわゆる「ベス単」です。 ジャンク扱いなので、もちろん動作保障もなく、現状渡しです。 前玉はホコリで汚れているものの曇りはなさそうなので落札しましたが・・・。 こんな感じ。 今回は会社の近くのお店の商品でしたので、実際にお店にお邪魔して購入しました。 他にもいろいろ古いカメラや双眼鏡などをみせていただき、 フジカハーフと、コンパクトなツァイスの双眼鏡も一緒に購入しました。 全部合わせても、3000円で十分おつりがありました。 さて、 かわいらしく「べすたん」と呼ぶことに *^^* 状態を細かく見ましょう。 外観は長期間放置されていたようで、ホコリをかぶってうすら汚れています。 ジャバラは小さな穴はぽつぽつ空いているものの、大きな破損はありません。 シャッターは羽根の動作がぎこちなく、安定していませんが、まあ動作しそう。 絞りは動作が渋い・・・動かないわけではありません。 べすたんは、ばらばらに分解されて・・・ とてもシンプルなつくりなので、ねじを外せばバラバラ ^^; レンズは、前玉と後玉、両方とも中性洗剤でぬるま湯につけて水洗い。 根気よくほこりを洗い流し、洗剤が残らないよう十分にすすぎました。 シャッターや絞りは組んだままにしないと、後で組み立てが大変そうなので、 組まれたままベンジンでジャブジャブ洗い流しました。 ブロワーで根気よくベンジンを吹き飛ばし、 絞り羽根とシャッターには、鉛筆の芯の粉末を振りかけて、 動作を確認します。 最初よりも滑らかに動作します。 精度が出ているかは不明ですが、T以外使わないので、問題なし^^ レンズにくっついているパネルは、調味料のソースで洗浄^^ これがきれいに落ちるんです。 洗浄力は5円玉や10円玉でおためしを・・・^^v 洗浄後はよくすすぎます。 じゃないと、ソースのおいしそうな匂いが・・・ ^^; 外装はしっかりと絞ったマイクロファイバータオルで、 黒ずみがなくなるまでやさしく、繰り返し拭きます。 ジャバラの穴は、そのうちに塞ごうと思います・・・ (^^ゞ べすたん、 もとどおり組み立てられて、記念写真 ^^ Vest Pocket Kodak ホコリやざらつきが取れて、すっきりしました。 Vest Pocket Kodak レンズもクリアーになりました。 で、早速試し撮り。 EOSのマウント前面になるべく中心になるように抱えて撮ります。 前玉を外したほうがソフトになるようですが、 とりあえず現状の確認をしておかないと、 どれくらいソフトになるのか比べられないので・・・。 夜間の屋内なので、遮光が甘くても、それなりに写りました。 すべて絞りF8 開放です。 Olympus Pen EED きれいに写ります。 明るいところのにじみ方は柔らかです。 ついでに、一緒に購入したFUJICA Half ファインダーに曇りが出ているものの、シャッター速度も絞りも、明るさに応じて変化します。 動作は全く問題ありません。 大昔のフジカラーF-IIなんていうフィルムが入っていてビックリ! 裏ぶたをフィルムチェックせずに開けちゃったから、使えなくなりましたが・・・。 何が写っていたのかもわかりません。 かれこれ30年ほど前のフィルムなので、と~っくに使用期限切れですから、まともな色がでるとは思えません・・・。 べすたん、127判フィルムは入手も現像も難しいので、 127判カメラとして使うことはあきらめて・・・。 フィルムスキャンもできないし・・・。 カメラに取り付けられて、明るいところでも撮れるように改造を加えましょう。^^ 穴開け加工はしなくても、 35mmフルサイズ程度の画角は十分にカバーできだろうという穴が空いているので、 これをうまく使って・・・。 100年近く生きているのですから、歴史的価値がなくなるような改造をしたくはありませんから・・・。 完成は、いつになるかはわかりませんけど・・・ね! ^^; Canon EOS 30D smc Pentax-F 100mm F2.8 Macro Vest Pocket Kodak 80mm F8 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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