現職の米国大統領として初めてって英語で言うと
オバマ大統領が5月27日現職の米国大統領として初めて広島を訪れました。現職の米国大統領として初めて は英語で言うとas the first sitting US presidentとなります。 私も感動して見ていました。長崎からは中村知事や田上市長も参列していました。長崎からも多くの人がオバマ大統領を見守っていたと思います。 長崎市の爆心地から500メートルのところに城山小学校という小学校があります。(以下、URL)http://www.nagasaki-city.ed.jp/shiroyama-e/heiwa/heiwa.htm原爆投下により当時学校にいた教職員31人中28人が亡くなり約1500人いた児童は1400人余りが家庭で亡くなったという小学校です。現在も実際に被爆したコンクリートの校舎が残っており私も一度中を見学させて頂いたことがあります。見学の際は当時の模様をボランティアのガイドの方が説明してくれますが城山小学校の前を流れる川に女性が紐につかまって川の流れに流されないようにしがみついていましたがその紐のようなものはよく見ると女性の体から出ていた小腸だったとのことでした。城山小学校には、原爆に遭いながらも辛うじて生き残り現在もムクの木に支えられて生きているカラスザンショウという木も見ることができます。また生徒が書いた原爆投下から初めてとなる卒業式の絵が展示されていましたが、数人の卒業生で卒業式をしている寂しさと悲しさが 絵から伝わってきました。 参議院議員の あきの公造さんの伯父さんは長崎大学医学部を目指して勉強していた時にこの城山小学校近くで被爆し亡くなりました。あきのさんは長崎大学医学部に進まれますが国会議員になってからは この城山小学校を国指定の文化財として保存するよう2012年7月に訴えます。その後、当時の首相が城山小学校を訪問し翌年の2013年8月に城山小学校含む長崎市内の被爆遺構が文化財となりました。昨年の2015年は被爆70周年でしたが核兵器反対を訴える科学者による「パグウォッシュ会議」が長崎で開催され、パグウォッシュ会議に参加した評議員の方々も城山小学校を訪問しています。