記録に並ぶ内野安打って英語で言うと
イチロー選手が日米通算安打でピート・ローズ氏の安打記録を更新しました。同氏の記録に並ぶ安打は「記録に並ぶ内野安打」 でしたこれは英語で言うとInfield hit to tieとなり、発音は印フィールド ひっ とぅ タイという感じになります。前述のピート・ローズ氏が安打記録を更新したのが1985年です。更新対象となるのはタイ・カップ氏が1928年に立てた4,191本の安打記録です。この時は57年振りの記録更新となったのです。その時の動画がYoutubeにあったのでURLを以下貼り付けます。https://www.youtube.com/watch?v=JOBo_UBF6mI添付の動画では約5分過ぎに更新のヒットを打つシーンがあります。ご覧になったらお分かりになると思いますが、スタジアム満員の観客が大騒ぎとなっています。イチロー選手は今回日米合算で記録更新となりましたが盛り上がりはイチロー選手が2004年にジョージシスラー氏の1シーズンの安打記録を更新した時の方がすごかったですね。やはりメージャー公式記録と日米通算記録の扱われ方の違いは明らかなようです。しかし、それでもプロのキャリアでの安打数更新ということは凄いことには違いありません。話は飛びますが、最近、「高倉健インタヴューズ」という本を読みました。この本の中に、イチロー選手を思わせるようなところがありましたので紹介します。P28~29にかけてのところ・・・映画はね、あくまでもエンターテイメントだと思う。映画を見て学識が豊かになるとか何かを教わるとかは、僕はないと思う。ただ、ボディを打つね。見る人の心に響くものを届けることはできる。アメリカの大統領が全世界に向かって演説するよりも「タイタニック」を持って世界中で上映したほうが、大衆の心はアメリカに向かうと思う。イチロー選手の活躍や準備を大切にする姿勢イチメーターのエイミーさんとの交流などはまさにこれだと思いました。イチロー選手を通じて、日本の評価が上がったことは間違いないと思います。P22より・・・映画の撮影中、山田洋次監督に「芸術というものは、どういったものだと思われますか」と高倉健さんが尋ね、山田監督はこう答えます。「何度見ても聞いても飽きがこない。それだけでなく、それに接した人が、自分も自分の世界で頑張らなきゃいけないと励まされるようなものが、芸術ではないでしょうか。」とイチロー選手のプレーも日々の鍛練と努力そして人間的な立派さを表現しています。大リーグの中でもイチロー選手を尊敬する人は多いようにファンも自分の世界で頑張ろうと励まされているのではないでしょうか?