圧迫骨折 って英語で言うと
高齢者の背中はなぜ曲がるのだろう?不思議に思うこともありますが原因は 圧迫骨折 がほとんどです。これは英語では Compression fracture となります。発音は、コンプレション 不落茶―という感じです。女性の方が多いのは女性の方が男性より圧倒的に骨粗しょう症になりやすいからです。以前もブログで紹介しましたが、女性の場合50才以上で3人に1人が骨粗しょう症とのデータがあります。逃げ恥ドラマでも、ゆりさんが風見さんに人間ドックの結果として骨密度が下がっていることを報告しています。こんなところがこのドラマの高い現実性を扱っているところですが推測するに彼女はこの時点ではまだ骨粗しょう症と診断されるまでは骨密度は落ちていなかったのでしょう。彼女が49才としてもこのまま骨密度が落ちて行けば60才前位で骨粗しょう症になりそうなど予測が立つような状況ではなかったかと推測します。圧迫骨折は骨密度が下がり重力の負担が掛る背骨がゆっくりぐしゃっとつぶれる現象です。ゆっくりと進むため激痛などがないため気が付きにくく90度近く背中が曲がった人は3か所位の圧迫骨折があるケースが多いようです。大きな会社で定期的に骨密度などを調べる検査ができる人はそう多くないと思います。そのため女性は特に痛みがなくても一度骨密度を整形外科で検査装置がある病院で調べておくことは非常に重要です。医学が進歩して、色々な病気もおもな原因が分かってきています。胃がんはピロリ菌が最大の原因と分かり国も検査を奨励し保険適用にしていますが劇的に胃がん検査がひろがっています。中には実際に胃がんが見つかる人もいますが、その前の状態のピロリ菌がいて胃炎という早期発見も多く胃がんになる前にピロリ菌除去ができ助かった人もいます。骨粗しょう症と骨密度検査は女性は特に長生きするし男性よりもリスクが高いので健康寿命を長くするためにももっと国が啓蒙活動などをするべきだとも思います。