カテゴリ:日記
丸く愛らしい穴が開き、そして黄金色に輝く5円玉。
そんな5円玉がドラマを生み出しました。 僕がバイトの合間に立ち寄る、とあるコロッケ屋さん。 どこの町でもあるようなコロッケ屋さん。 1個50円。税込み価格52円。 僕「こんにちは~。コロッケ2個ください。」 店主(おじちゃん)「毎度!2個やね。おおきに~」 おじちゃんがコロッケを用意している間、僕は店の壁に貼られているコロッケの料金表を見て、‘2個やけん105やな。’と思い、105円を財布から取り出しカウンターに置いた。 店主「はい、兄ちゃん。ありがと~」 僕「ありがとうございます。いただきます」と受け取り帰ろうとすると 店主「兄ちゃん、兄ちゃん!」 僕「ん?」 店主「はい!」と言いながら、おじちゃんは5円を渡そうとしていた。 僕「え?消費税・・」と言いながらおじちゃんの顔を見ると、笑顔だったので、僕は‘ああ~!まけてくれるのか~♪’と気付き、「ありがとうございます」と言うと、また笑顔でうんうんとうなづいていた。 いや~なんかすっごく感動したね。 5円やけど、お金じゃ買えないこの感動。 コロッケも数段おいしく感じたし! 『半額!絶対安い!』こんな文句をうたった大型店の広告チラシよりも、おじちゃんの笑顔。無言の‘まけとくよ’。こっちのほうが絶対あたたかい! 僕はそう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2004 03:22:49 PM
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