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2012年01月20日
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去年の読書のとりまとめが棚上げ状態なのですが、まず先月のまとめから。


まとめというほど読んでなかったですね。5冊ですから・・・(-_-;)

加治将一さんが、すごく期待してたのですが、ダメでしたねー。
いつもならシリーズなのか とか、どれから読んだらいいのかなぁ とか、
わりと初めての作家さんの時は慎重に行動してるんですけど、今回しなかったせいかな?
私が好きなネタだったと思うんだけどな。


それ以外は、相変わらずのシリーズものの「続き」とアンソロ本でした。

そういう意味ではちゃんと読んだのは、小路さんの本くらいかなぁ。
好きな設定が小路さんらしいテイストで書かれていてとてもよかったです。
是非これは時系列バラバラでシリーズ化してほしいなぁ なんて思いました。



2011年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1700ページ
ナイス数:102ナイス

■おとぎ菓子―料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)
このパターン定着ですね。これならいろんな職業の大店を・・・と考えれば続くのか、はたまた食べ物の設定が先なのか?? お料理も随分美味しそうな描写になってきましたが、やっぱり本のボリュームをもうちょっとつけてもらいたいなと切に思う。まあ、構図がみえてから結末までが早いのは「必殺仕事人方式」だからかもなのですが・・・・。
読了日:12月02日 著者:和田 はつ子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14942879

■へっつい飯 (ハルキ文庫 わ 1-9 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
今回も噺と料理の取り合わせの話だったせいか、連作短編にリズムがあってよかった。「一眼国豆腐」はちょっとメニューに無理がある気がしたんだけど(笑 最後はちょっと切ない感じ。そしてくっつく時は所詮こんな勢いなのだろうと(笑
読了日:12月03日 著者:和田 はつ子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15039293

■Story Seller〈2〉 (新潮文庫)
安定感ありって印象です。インパクトの点では1に敵わず。1は企画自体からまずインパクトあったので比べちゃだめだけどね。本多さんの文章の雰囲気好きだなぁと、沢木さんなるほどなーみたいな。そして、読者が「このテの話」と想定して読みだすのを知っていて、これをぶつけてきたのかの有川さん。そういう意味ではインパクトあった。近藤さん、これからも「全部想像」でいいので是非書いてください(笑
読了日:12月08日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15054658

■失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす!
うーん、ちょっと残念な出来。ネタは面白いのかもしれないけど、そのネタ披露のための肉付けが雑すぎる。そのせいかのか、西山が話した辺りは割と物語に乗れたけれど、後はどうも気が散ってしまった。主人公をあそこまで枝葉にしちゃったからなんだろな。うーむ。
読了日:12月19日 著者:加治 将一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15255494

■猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷
人と違う能力を持ちながら、ひっそり世間の中で生きている人たち と言えば恒川さんや恩田さんでもあったなぁと思うのですが、話が持つ雰囲気や登場人物達のテイストがすっかり小路さんで、儚く幻想的な感じと主人公の肩肘張らない強さが素敵だなと思いました。和弥と優美子に泉水がガタガタと登場することでいいアクセントになるのか、優しい雰囲気ながらリズムよく読める感じ。ずっと先の話もまた書いて欲しいです。
読了日:12月22日 著者:小路幸也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15307372


▼2011年12月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/25832/matome

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/





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最終更新日  2012年01月20日 19時30分49秒
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