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カテゴリ:読んで(観て)みました
私が去年読んだ本は全部で136冊でした。 ピアノを習い始めて、読書が随分失速したなぁと感じていたのですが、一応100は超えてた(笑 その前の年は188冊で、次は200の大台に なんて言っていたんですけどね。 私は同じ作家さんをどんどん読んでいくタイプなので、新しい作家さんが少なくて、 当然ベスト10冊とか20冊を選ぶと同じ作家さんから何冊もということになってしまいます。 去年は、バタバタしていたので、その傾向が更に強かったと思うのですが、 とは言っても、やっぱり「いいなぁ」と思った作品を複数だからと外す訳にもいかないし・・・ で、 同じ作家さんで二冊とか三冊とか ということになっています。 毎年、順位は細かくつけられないと、「思い入れのある10冊」ということで順不同にしていたのですが、 今回は読書目メーターの本棚機能を使ったら、わりとすんなり順番らしき感じができました。 11~20位の10冊は、こちらの「心の残った本ランキング」の本棚でご覧いただけます。 10位までの10冊について、簡単に感想をば・・・・ ・「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子 3冊を一気に読みました。物語の面白さ、疾走感がよかったし、何より、大学の頃を懐かしく思い出しました。 その後を番外編なんかで是非読みたいなと。 ・「パリ左岸のピアノ工房」 T.E.カーハート 今年ピアノを再開したところ、すかさず薦めていただいた本なのですが、私のハートど真ん中でした。 読了後ノンフィクションだと知って本当に驚きましたが、ピアノを楽しむ気持ちを与えてくれる本。 いつか購入して蔵書の1冊にしたいです。 ・「海に沈んだ町」 三崎亜記 装丁や写真の感じも物語を助けていますが、日常に入り込んだ「異物」が素敵に書かれています。 三崎ワールドにどっぷり といった感じでした。 ・「小夜しぐれ」 高田郁 大好きな「みをつくし料理帖」シリーズから。料理を通して人物や日常を丁寧に書いていますが、 この本辺りから、周辺人物についてぐっと書かれて展開がでてきて更に面白く。 優しい気持ちになれ、日々の料理ももっとがんばろうと思える本です。 ・「猫と妻と暮らす -蘆野原偲郷-」 小路幸也 基本的に小路さんが好きなので、20冊の中に他にも2冊選んでいるのですが、今までにない感じの設定と いつもの小路さんの雰囲気がマッチしてとてもよかったです。これも続編希望。 ・「血に非ず -新・古着屋総兵衛-」 佐伯泰英 毎度読んでいる佐伯さんの新シリーズ。このシリーズが一番好きだったので、続編が始まって大喜びです。 設定もわりとすんなりきたし、今後がとても楽しみ。 ・「ラットマン」 道尾秀介 一度、「こりゃ合わない」とさよならした道尾さんとの奇跡の復縁をもたらした1冊です(笑 どんでん返しというか、「切れ味鮮やか」な道尾さんの持ち味を再確認した作品でもあります。 ・「海底二万里」 ジューヌ・ヴェルヌ なぜ今さらと言われそうな子供向けの名作ですが、今さら感銘を受けたのでランクイン。 執筆当時のことを考えると驚異の設定だし、押し寄せる圧倒的な色彩の世界にびっくり感動。 ・「キケン」 有川浩 純粋に「本」自体では20位までには入れるけれど、ベスト10には入れなかったかも。 この本は震災後に最初に読んだ本でした。予約で来たので、と何となく読みだして夢中で読めました。 本ってこういう存在なんだな と何だか実感した本だったので10位に滑り込みとしました(笑 ってな感じです。こうやって書いてみると、ほんと面白い本だったなぁとしみじみ。 今年もいい本と出会えるといいなぁ(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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