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カテゴリ:読んで(観て)みました
今年の1冊目はこの話題の本でした(笑
この本、最初「どうなん?」と思ってたので、図書館の予約戦争に敗れました。 興味が湧いた時にはもう350人以上の待ち人数で、どうしようもなくなってたので、 敗北を認め、予約が落ち着くまで待とう と連ドラの方も毎週録画で保存してました。 そしたら、友達のご主人が持っているという話をランチの時に聞いて、「貸しておくれ」 と年末強奪。 いやぁ、持つべきものは、本をじゃんじゃん買っちゃう友達かもしれないです(笑
装丁も随分印象的だし、装丁画家さん自身も結構注目されて(絡みで?)、テレビでおみかけしました。 本屋大賞も受賞してるし、早々に連ドラにもなってるし、ですごく世間が盛り上がってたので、 友人(のご主人)から強奪してきて、「やれやれ、やっと世間さまの波にのれる(*^_^*)」という感じでした。 が、うーん、どうも内容が軽すぎる感じでした。物足りないよ というか。 正直なところ、何でこんなに話題になって売れているのか?と思ってしまったほどです。 キャラ設定はすごく面白いし、やりとりも一貫してオーバーアクションな感じが笑えるんですけど、 一つ一つの事件がとてもライトに書かれているので、「ミステリを読んでる」みたいな部分が頭にあると、 すっごくその部分が物足りない感じを受けてしまいます。 連作短編全体を使った仕掛けがさらにあってもよかったような気がします。 例えば、私の好きな北森鴻さんの「香菜里屋」シリーズもミステリとは言え、どっちかというと食べ物メインですが、 ミステリ部分が特別物足りない って感じはしないんですよね。 何が違うんだろ??? お嬢様生活をもう少し描写してみるとか・・・。あと、登場人物にもう少し色づけしてくれるとか?? 小学生高学年くらいには、すっごく面白いんだろうな、この話。 という感じです。 そして、「いやいや、地味なスーツほど安モノと高級品はよくわかると思うんですけどね」 というツッコミも(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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