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tartaros  ―タルタロス―

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2008.05.29
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カテゴリ:読書
吉宗 鋼紀「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 1 朧月の衛士」(ファミ通文庫)読了。

公式サイト

―――――――

「オルタ」本編から遡ること数か月。
アメリカ合衆国軍に所属する日系米国人ユウヤ・ブリッジス少尉を主人公に、別の視点から新たな物語が描かれる外伝。

確かこのラノベ、2chのライトノベル板で

「何この説明書」

と揶揄されていた。

それもそのハズで、開始早々BETA大戦勃発から物語の舞台となる2001年現在までの概要が2ページに渡って説明されているのだ。
その後も「地表構造物」「地下茎構造」「ハイヴ」「戦術機」「帝国斯衛軍」など、「オルタ」本編未プレイの人間には何が何だか解らない単語が頻出する。

要所要所で説明が入っているとはいえ、何も知らぬまま、いきなりこんな意味不明の単語が含まれた文章を読まされた読者は面食らってしまうであろう事が予想される。

一歩間違うとこんな事態になってしまう恐れもある。

というか要するに。

「マブラヴオルタネイティヴ」からのスピンオフ作品である事からも明らかなように、この「トータル・イクリプス」なるラノベは「オルタ」ファンのために発表された作品であって、未プレイの人間が読むにはお世辞にも適しているとは言い難いきらいがあるのだ。


―――――――

そんな一見さんからは説明書認定されてしまいそうな「トータル~」だが、決して駄作という訳ではないように思う。
「オルタ」本編ではまるで悪役のように扱われていた「米国」側のキャラクターをメインに据えた事で、日本中心になりがちだった本編とは別の視点からの、BETA大戦の物語を垣間見る事ができた。

また、「オルタ」本編の場合、前半は白銀武ら207訓練小隊の任官までの訓練過程が描かれていたために学園物ストーリーとしての要素が感じられていたが、「トータル~」は主人公が初めから軍人、新兵器開発に関わる展開、衛士以外にもメカニックの存在が大きくクローズアップされるなど、より明確に軍隊が舞台の戦争ストーリーであるという事を強く印象付けられる(ただし、第一巻では実際の戦闘は描かれていないのだが……)。


―――――――


いずれにせよ、まだ始まったばかりの物語(もう二巻目は発売されてるけど)。
ユウヤたちアルゴス小隊、篁唯依中尉、そして「紅の姉妹」(スカーレット・ツイン)ことクリスカやイーニァがどのようにBETAへの反撃に関わっていくのか。
非常に楽しみだ。









追記

主人公視点の三人称のはずなのに、演習のシーンで何度か視点移動してなかったか。
読んでるときに少し混乱したぞ。











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Last updated  2008.05.29 23:48:16
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