tartaros 　―タルタロス―

もうしばらく本を買わないと決めていたというのに……。


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来楽零「Ｘトーク」（電撃文庫）
斉藤孝「なぜ日本人は学ばなくなったのか」（講談社現代新書）

購入。


俺がライトノベルの全てを知っている訳ではないのであんまり大きな事は言えないんだが、どうもラノベにおける「ホラー」というジャンルは、ホラーを基軸にしながらもどこかしらにファンタジックだったりアクションが有ったりという、読者に「受け」そうな要素の多い印象がある。
例えば甲田学人「missing」だが、あれはかなりの部分でホラーとしての責務を果たしているとは思うけれど、それでもやっぱりどこかにファンタジーのような感じがして純然たるホラーとは違う気もする（“幻想”という共通項で結びついているなら問題ない気もするけどさ）。

が、この「Ｘトーク」はオフ会で集まった人々が自分の知る怪談を一つずつ語っていくという設定の連作短編のようだ。
「百物語」とか「青蛙堂鬼談」を彷彿とさせる設定だが……き、期待していいんだな？



「なぜ日本人は学ばなくなったのか」。
ちょっと立ち読みして面白そうだったので買ってみた。
よくある「今時の若い者は…」的な内容ではない事を祈りたい。