tartaros 　―タルタロス―

寝坊した……。



いつもなら火曜日は、

AM６：４５　　　　起床

AM７：１０～２５　朝食

AM７：３０～４５　洗顔・歯磨き等

AM８：００　　　　出発

という、大まかな流れがあるんだけど。


今朝、目が覚めたのはAM７：４５。
実に一時間も惰眠を貪っていた事になる。
もちろんこの時間から朝食を食っていたのでは確実に遅刻するし、止むを得ず飯抜きで、洗顔と寝グセだけ直して大急ぎで寮を出た（所要時間１５分）。

そう言う訳で、出発の時間だけは同じだったので遅刻はせずに済んだ。


「マブラヴオルタネティヴ」のスタッフロールを見終わった後、「これで午前２時就寝の生活もおさらばできる」と思ったが、どうも体に夜更かしの習慣が染みついてしまったのか、今だに午前２時就寝の癖が抜け切らない。

そろそろ生活習慣を改めるべきかしらん……。


―――――――

追記

昨日も書いたけど、福井晴敏「亡国のイージス」が面白すぎる。
ようやっと第二章に入ったばかり。

海士たちの訓練や日常の裏で、息を殺して這いずり回っていただけだった巨大な陰謀が、徐々にその姿を露わにし始めた。
歓楽街での乱闘騒ぎを切っ掛けにして同僚たちとの信頼関係を築き始めた如月行だったが、芽生え始めた友情と、自分に課せられた任務との間に板挟みになって葛藤しはじめる。


如月のデレ具合が素晴らしい。
「マブラヴオルタネイティヴ」の時にも感じた事だけど。
この手のストーリーのキモっていうのは、戦時ではない平和な時間をいかに楽しく描くか、という点にあるのだろうか。
その先には生死をかけた酸鼻を極める戦いがあると判っていても（この時点ではいそかぜのクルーはまだ何も知らないんだが）、何も無い平和な日常の描写を楽しそうに描くことによってそれは戦時と殊更に対比され、読者により強い印象を与えているような気がする。

平時をしっかりと描く事によって、その後の戦いの場面もまた引き締まるというものだろう。たぶん。