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tartaros  ―タルタロス―

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2008.07.20
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カテゴリ:読書
2008-07-20 10:33:19


帰省まであと数時間…。
中途半端に時間が余ってるので適当に更新しとこうかと思う。



4月に仙台に来てから読んだ本を一纏めにして数えてみたら、全部で36冊だった。

―――――――


小林泰三        「忌憶」「家に棲むもの」(角川ホラー文庫)

石原千秋        「大学生の論文執筆法」(ちくま新書)

内山節         「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」(講談社現代新書)

遠藤周作        「沈黙」(新潮文庫)

入間人間        「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4」「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5」(電撃文庫)

ドストエフスキー    「地下室の手記」(江川卓訳・新潮文庫)
            「二重人格」  (小沼文彦訳・岩波文庫)

ラス・カサス      「インディアスの破壊についての簡潔な報告」(染田秀藤訳・岩波文庫)

中島敦         「李陵・山月記」(新潮文庫)  

ヴィリエ・ド・リラダン 「未來のイヴ」(斎藤磯雄訳・創元ライブラリ)

関口尚         「シグナル」(幻冬舎)

島崎藤村        「破戒」(新潮文庫)

菊池良生        「ハプスブルク帝国の情報メディア革命」(集英社新書)

森見登美彦       「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)

村上龍         「半島を出よ」上・下(幻冬舎)

H・Pラヴクラフト   「ラヴクラフト全集1」(大西尹明訳・東京創元社)

パトリック・グライユ  「両性具有―ヨーロッパ文化のなかの「あいまいな存在」の歴史」(吉田春美訳・原書房)

吉宗鋼紀        「マブラヴオルタネイティヴ トータル・イクリプス 1 朧月の衛士 (ファミ通文庫)

大江健三郎       「死者の奢り・飼育」(新潮文庫)

三遊亭円朝       「怪談牡丹灯籠」(岩波文庫)

F., J., ギース     「中世ヨーロッパの農村の生活」(講談社学術文庫)

福井晴敏        「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」上・下(講談社文庫)

来楽零         「Xトーク」(電撃文庫)

齋藤孝         「なぜ日本人は学ばなくなったのか」(講談社現代新書)

今野圓輔        「怪談―民俗学の立場から」(中公文庫BIBLIO) 今野圓輔

プラトン        「饗宴」(岩波文庫)

マイクル・シャーマー  「なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき」
「なぜ人はニセ科学を信じるのか〈2〉歪曲をたくらむ人々」(ハヤカワ文庫)

アサウラ        「ベン・トー2」(集英社スーパーダッシュ文庫)

ニッコロ・マキアヴェッリ「君主論」(岩波文庫)

泉鏡花         「ちくま日本文学011 泉鏡花」(筑摩書房)

ウラジーミル・ナボコフ 「ロリータ」(新潮文庫)


―――――――

今まで教科書とか、二次資料・三次資料の中で引用されている所しか見た事の無かった作品を読むことができたのは素直に良かったと思う。そして、そうした書籍が容易に手に入るという環境には心底から感謝しっ放しだ。

「忌憶」は、はっきり言って鬱小説だと思う。
将来に不安を抱いていたり、自分に自信がない人は読まない方がいい。

読んだ小説の中で最も印象深かったのは「未來のイヴ」だろうか…。
たとえ理想的な美を体現していたとしても、アンドロイドとの恋愛はグロテスクなものを感じざるを得ない。精巧な造りの人造人間と愛し合うなど、常人には不可能な世界なのだ。
だからこそエワルド卿は「人間を辞職」して、この人間の常なる感覚から離脱してしまった。
しかし、人間の感覚から離れても天地の道理には逆らう事ができなかったのか、彼の「理想」はあっさりと失われてしまう。

「怪談―民俗学の立場から」も、現代ではいささか古臭さをぬぐい切れない内容だったが、日本人の霊魂観・宗教観を考えてみる上ではなかなか有用かもしれない。






まあ、大抵の内容はまともに咀嚼できないで、自らの血肉にもなっていないだろうけどな。






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Last updated  2008.07.20 11:44:39
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