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カテゴリ:日常の出来事
広島の「原爆死没者慰霊碑」には、
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」 という、有名な鎮魂の言葉が刻まれている。 この言葉で語られる「過ち」とは、日本とアメリカのどちらが犯したものか……という議論があるのを(恥ずかしい事に)つい最近知った。リンク先でも触れられている。 俺は思うのだが、この場合の過ちとは、戦争という人の生き死にに大きく関わる罪悪を犯した、「人類」という種族全体の行いを指しているんじゃないか。 リンク先でもそういった解釈が存在していると記されているし、それが正しい物かどうかはともかく、俺はこの鎮魂の言葉を知った時からずっと、これは人類の過ちと平和への祈りを表現したものだと思っていたのだけれど……。 俺は、もうだいぶ自分の事をネット右翼だと思ってきたんだけど、問題を日本とアメリカの関係のみに矮小化(?)して単に「日本は悪くない、責任はアメリカにある」として碑文を批判するのはさすがにちょっと違うんじゃねーのか、とは思う。 世界の恒久平和を願う施設である以上、日米二国間の関係性だけでなく、もっとグローバルな視点をもって解釈されるべき言葉なんじゃないかしら(かと言って、“世界市民”という思想に賛同している訳でもないけれど)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.13 21:51:25
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