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テーマ:今日のニュース(1445)
カテゴリ:時事ネタ
少し前のニュースですが。
モーオタが彼氏のいるアイドルだけを握手会で無視をして泣かせる (※以下は俺の多大なる独断と偏見に基づいています) ――――――― この手のオタクがアイドルに対して求めているのは清純さ……つまりは「処女」性という事なんだろうな。 だからこその、この仕打ち。 wikiによれば、「アイドル」(idol)とは偶像・イコンといった「崇拝の対象」を示す言葉だという。 つまり言うなれば、オタクは自らの崇拝する「処女」なる理想像の具現化を求め、それに基づいた意義をアイドルに求めているという事になる。 「アイドル」産業というのは一種のキャラクター産業だが、そこで作り、造り、造られた「キャラクター」……清純=処女としての属性を有する存在をこそ、オタクは欲しているのだろう。 しかし、オタクが愛しているのはあくまで「キャラクター」としてのアイドルであって、一個の人格を持つ「人間」としてのアイドルではないのじゃないだろうか。 当たり前の話だが、アイドルだって人間なのだから恋愛もするだろうし、それどころか彼氏の×××を×××たのと同じ口でファンに対して親愛の言葉を投げかけていてもおかしくない。 本来であれば万人――全てのファンに開かれていなくてはならない「アイドルというキャラクター」=「理想像」=「偶像」の扉。ファンは与えられた属性を愛するようになったのか、初めからそうした属性を志向していたのか。恐らくは前者であるような気がする。 出会う全ての人々へと笑顔を振りまくアイドルの清純さは、処女性の姿を強く強くファンへと印象付けて行く。誰にも入り込めない神聖さなのだとファンは思っていく。それはファンにとってのアイドルとの、ある意味で蜜月の関係かもしれない。 が、彼氏という異存在の出現によって、ファンとアイドルの関係とは全く別の次元においてアイドルは男女関係という二人だけの世界に集約されてしまった。 そこには、既に何ものにも侵されないまっさらな処女としての権能は存在しなくなっているのだ。 しかし、その(彼らの信じていた理想への)残酷な凌辱に対しての怒りの矛先が向けられるのは、どういう訳かアイドル本人というのは不思議である。 普通ならば彼氏に対して怒りを抱きそうなものだが、これは明確な人格が在る事が、オタクたちの目線へと顕在化されているのがアイドル本人しか居ないからかもしれない。 不倶戴天の敵であるはずの彼氏は、どこまで行っても「居る」という事しか判らないから、どのような人格を持っているのか見当もつかない(あるいはどんなに近くても手を触れる事のできない理想の、最も近くに居る人物への劣等感があるからか?)。 元々「キャラクター」という形で見ていた対象が、突如として人格と生活上の決定権がある事を一番最悪な形で見せつけられるという事は、アイドルが一人の人間である事を改めて自覚させられると同時に、恐るべき裏切りに他ならない。 自らの意思で処女性を捨てたキャラクターは、もはやアイドルオタクにとっては自らの理想という偶像から乖離した、ただの商売女でしかないのかもしれない。 ……まあ、よく考えたら職業としてアイドルやってる時点で一種の商売女ですけど。 追記 エロゲーマーが言うところの「非処女は中古」なるアレは、これとは似て非なる意識の下にあるような気がする。 ――――――― 96 米楽(樺太) :2008/08/08(金) 13:34:24.20 ID:5jCN5E0yO だいたいチンコしごいた手で握手しに来てるから、むしろ触られなくて良かったのでは 119 甘楽(東京都) :2008/08/08(金) 13:35:10.77 ID:wioTW6410 >>96 どっち側の話だよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.22 22:43:26
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