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カテゴリ:時事ネタ
「つぶれない企業教えて」=採用内定取り消し相次ぐ
-経済情勢悪化で学生に危機感 ああ……やっぱりこうなるのか………。 何だか村上龍の「半島を出よ」って小説を思い出してしまった。 日本経済が行き詰まり、諸外国に見向きもされなくなり、国民は次第に右傾化していくという状況設定。あながち「創作の世界だ」と笑えなくなってきたわ。 昭和初年代だったように記憶しているが、不景気故にせっかく大学を出ても就職できないという状況を表した「大学は出たけれど」という言葉が流行ったという。 昭和初期と平成の現代では「大卒」というステータスの重みは幾分違っているだろうが、それでもやはり学歴重視の傾向というのは残っている。昔ほどではなくなったとしても、やはり依然として求職者の中では「上」の方にカテゴライズされるであろう大学生ですらこんな危機的状況なのだから、「大学は出たけれど」就職できないというかつての状況が、再びヒシヒシと近づいているように思える。予断を許さないという表現はこんな時に使えばいいものか。 バブル崩壊に伴う就職氷河期に直面した人々は「ロストジェネレーション世代」などと世の中では呼ばれているそうだが、就職におけるこのままの状況が続き、さらに悪化するようなら我々1980年代生まれの世代が第二のロスジェネ世代と化してしまう危険は十分にあるのだ。 大卒ですら厳しいのに専門学校生とかどうするのよ。 先日実家から電話がかかって来た時、父が「進学するならお金は何とかするけど、就職するなら今からしっかり考えておかないと」と言っていた。いつまでも遊んでいられないね……。 俺は来年から就職活動が始まるのだが、今年入学した大学一年生が三年生になって就活が始まる頃には立ち直っているのだろうか。立ち直っていて欲しいけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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