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テーマ:今日のニュース(1448)
カテゴリ:時事ネタ
ゲーム「クロノ・トリガー」、発売前にネット流出
…ゲーム業界が頭抱える違法アップロード ああ、まあ、ねえ。 俺の周りにも居るわ、それはもう立派な割れ厨が。 しかも常々、金をかけずにゲームを入手することを自慢にしている。鬱陶しいったら、ない。 「帰ったら××を落とすか!」じゃねえだろうがよ。寝言は寝てから言ってくれ。 そらあ、タダで手に入るものはタダで欲しいというのが人間の心理だし、俺だってもちろん例外ではない。けれども、誰もがみな金を払わずに不正入手を繰り返し、制作者側が当然受け取るべき対価を支払わないとなれば、ゲーム業界は衰退への道をひた走る。モラル無きユーザーの暴走によって良質のゲームが生み出されるべき土壌は枯れ、結局はユーザー側が不利益を被ることになる。彼らはその危惧に思い至らないのか? きっと、思い至らないのだろう。 割って入手する事を良しとする人々は、乱暴に例えれば蝗のようなものである。 ただ美味い物が目の前にあるから群がって喰い尽くし、後には何も残らない。 理性も無く、モラルも無く、倫理も無く。自分が得をすればいいと考えるだけの、欲づくの連中だ。それが割れ厨なのではないかと思う。 先に挙げた俺の周りの割れ厨のケースで言えば、彼は「俺、昔からゲーム大っ好きだから!」と、自らが根っからのゲーム好きであることを以前に語っていた。 けれども、欲しいゲーム全てではないにしても、いくつかはネットから落としている。それを自慢げに仲や友人たちに話す彼の姿の滑稽なこと、痛々しいこと……。彼の「好き」とは所詮、「消費」する意味での「好き」でしかないのかもしれない。 娯楽を楽しむのに仰々しい覚悟など本来は不要であって然るべきなのは言うまでも無い。言うまでも無いのだが、必要最低限のモラルすら持ち合わせていない人々が自分の勝手な都合に合わせて、時には制作者の利益を害するような行動にすら走っているのを見ると、個人的な話ではあるが、内心において強烈な不快感を味わうのである。 同じ事は他のコンテンツ産業にも言える。 不正アップロードされたmp3ファイルのダウンロードを禁止する法律が先頃可決されたし(ドの程度の影響を受けるのかは知らんが)、ネットで映画を落として金をかけずに観ようなどとしているDQNも俺の周りには居る。 この、娯楽の消費における必要最低限のモラル消失がもっと……修復不可能なほどに甚大なレベルにまで達してしまった時。 あるコンテンツに対して自らの金銭を消費するのは、よっぽどその作品を好きな人だけになるのだろう。ゲームやCDやDVDを買ったり、あるいは映画館に直接足を運んで映画を楽しんだりするというのは、熱心なファンが、愛情の証としてファンアイテムを入手するのと大した違いを見ない行為へと変質していくのである。 もっとも、その頃には娯楽産業の衰退はいかばかりになっているものやら……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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