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カテゴリ:日常の出来事
相変わらず寮のネット回線が殺人的に重い……早く何とかしてくれい。
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ「善悪の彼岸」(新潮文庫)を読み始めた。 案の定、難しい。 俺がバカなのか、それとも哲学書を読み慣れてないからなのか、あるいはその両方か。 例えるなら10種の項目が並んでいたとして、その中のようやく一つを断片的にでも解った(気になっている)感じだ。 それはともかくとして読んでるうちに、このニーチェとかいう気難しい顔したオッサンは、既成の道徳観念とか社会規範とか哲学とか宗教倫理とか。そういった諸々の存在・旧来の価値観が嫌で嫌でたまらなかったんだろうなあという勝手な印象を抱いてしまった。 それらに絶望したからこその哲学批判であり、キリスト教批判だ。いや、「批判」と言っては生温い。ほとんど「攻撃」という表現の方が相応しいくらいに激しい断罪が、彼の語る言葉をギロチンの刃として行われていると言ってもいい。 そして、ニーチェは旧い価値観に安住する凡俗な人々をも批判している。 ともかくも、難しいながらもかなり面白い内容。 そういえば。 某宗教団体が作成したアニメ映画の中で、明らかにニーチェをモデルにしているとしか思えない悪役キャラクターが登場していた事が有る。 やっぱりカミサマを崇拝する人たち的には「神は死んだ!」発言はヤバかったのだろうか。 さて、ここからが本題なのであります。 もう既に諸々の楽天ブロガーさんも話題にしてますけど、ここ最近の楽天ブログの惨状と言ったら過去に類を見ない。 その原因と言ったら、そう。「広告」である。 右を向けば広告。 左を向けば広告。 上でも下でも、実際のブログでも管理画面でもお構い無しに広告がベッタベタ。 ウザい。とても。すごく。 どうも運営側がここまで広告収入をアテにしているらしい様子を見ると、「もしかしてそろそろ危ないのか?」という危惧が頭をもたげるのは当然の成り行きだ。 ネットにおける広告収入発生の仕組みがどうなっているのかは寡聞にして知らないのだが、新聞と同じように「載せるだけで利益が発生」というシステムでは無いんだろう。 たぶん、見る人がクリックして初めて金が生まれるのかと。 だとすると、次のような悪循環が想像される。 楽天、収入減を広告収入で賄う。 ↓ ユーザー、広告が嫌なので他に移る。 ↓ さらに収入が減るのでさらに広告を増やす。 ↓ ユーザー、また広告が増えたのでやっぱり他に移る。 ↓ 最初へ戻る。 悪☆循☆環。 そういう訳なので、俺もそろそろ他に移転しようかな、とか考えてます。 別にただの自己満足で続けてるのに等しいブログだけれども、だからこそ利己のために移転したひ。 このブログも3年ほど続けて来た。それなりに愛着もあるし、今すぐ移ってしまう訳ではないのだが、それにしたって現在の楽天ブログの環境悪化は本当に酷いぜ。 移転するならするでさっさと決めないと。 どこか他に使いやすい所は無いかしらん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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