826555 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

tartaros  ―タルタロス―

tartaros  ―タルタロス―

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

こうず2608

こうず2608

Favorite Blog

9月も終わりですね。 saruninkoさん

Japanisch Ahnener… バルザーヤさん
DESTINY アルト・アイゼンさん
あの三島由紀夫・大… sh3042さん
ごった煮底辺生活記(… negibonさん

Comments

正体は狐ですなぁ~w@ Re:「仏陀再誕」を観てきたぞ(^q^)/ (※ネタバレ全開)(11/25) 個人的には荒井よりも覚念のほうがヤバイ…
村石太マン@ 宗教研究会(名前検討中 哲学的 心理学的 文章ですね。文系 理…
村石太マン@ 宗教研究会(名前検討中 村石太仮面 で 検索中です 一般の新聞は…
村石太仮面@ アルジェリアと フランス~ フランスの核ミサイル フランス カルト で 検索中です なぜ …
村石太仮面@ アルジェリアと フランス~ フランスの核ミサイル フランス カルト で 検索中です なぜ …

Freepage List

2009.01.26
XML
カテゴリ:読書
 ジョルジュ・バタイユ「マダム・エドワルダ/目玉の話」(中条省平訳・光文社古典新訳文庫)読了。


 初めに断っておくが、「一応は」文学作品だと思う。
 それというのも、普通に読んだだけではただひたすら官能小説紛いの内容だから。固くて真面目な内容の“ブンガク”を想像して読むと肩透かし……というか、何かもっと違う種類の衝撃を受けると思う。例えるなら、親にボンボン買って来てって頼んだのにコロコロ(しかも別冊の方)を買って来られた時の愕然とする感じ。いや、どう考えても違うか。
 そんな下らない例え話はともかくとして、ただの変態小説にしか一見して思えない「マダム・エドワルダ」だが、よく読み込めばバタイユがその著書「エロティシズム」の中で語っている思想が最も端的に表れている作品だという事が解るのではないだろうか。「生」を求める事は「死」を求める事でもあり、「生」の発露であるセックスは「死」の不安の中に存在している。合一への欲望と自己滅却への恐怖という事なった感覚の同居を、これでもかという程に見せつけて来る。
 「目玉の話」の方は……これはもう、凄いです。ナニがドウ凄いのかはぜひ自身の「目玉」で確かめて欲しいかと。


 詳しい感想等はHatenaの方に書けたら書くかも(←十中八九、書かないフラグ)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.26 22:41:47
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X