tartaros 　―タルタロス―

寒い一日だった。

天気予報によると、どうも東日本一帯に寒波だか低気圧だか何かが来て天候が急激に悪化していたらしい。どうりで雪が降るはずだよ。
仙台はほとんど雪が降らないし、降ったとしても地元である秋田よりは規模が小さいとタカをくくっていたのだけれども、日本海側に勝るとも劣らぬ強風と降雪を体験。正直なところ、今日体験した程度の天候の悪さは地元でも毎年のように見られるものだが「慣れたか」と問われると「否」という答えしか有り得ない。

しかし、それにしてもこの天気でも電車が普通に動くのは驚いた。
俺が使ってる路線は根性が有るなあ、と。
が、他の路線はけっこう簡単に運行停止したりする。あるクラスメイトに聞いた話では、彼がいつも使っている路線は山の中を走っているため、線路に落ち葉が積もって通行不能になる事があるらしい。
ああ……。しかし、俺の使ってる所も地震の時は止まったよ、さすがに。

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三日ほど、何もしなくていい、完全にフリーダムな時間が欲しい。

「休みの日は違うんかい」と思われるかもしれないが、部屋の掃除をしたり勉強をそこそこやったり不足品の買い物に行ったりしなければならないので、実はものすごく…という程ではないけれども地味に忙しかったりする。

で、何をやるのかと言えば読書を。

今日もまた７冊ほどブックオフで購入してしまったのだが、思うように読書の時間が無いというか。飯を食った後に読むと眠くなるし、迂闊にネットなんか始めた日にゃ平気で２～３時間は費やしてしまうことも稀ではないorz
適度な緊張感の存する場所――例えば学校とかで読むとそこそこはかどるのだが、すると今度は周りがうるさいという欠点が有る。
要するに自分の部屋だとリラックスしすぎてしまうし、学校だと集中できない（ついでに言えば時間的な拘束が加わる）。
それなりの緊張感があって、なおかつ静かな場所とか、やっぱ図書館にでも行くしかないのかねえ。でもそのためにわざわざ電車に乗るのも面倒だしな。