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2009.03.06
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カテゴリ:読書
歴史観の不一致と世界観の兼ね合い、その困難



 久しぶりに読書感想文。

 書いてから一晩経った後に読み返すと、何を言っているのか自分でもよく解らない……論理的な思考と文章執筆って難しいね。

 が、要するに神話的歴史観・世界観から、合理的解釈に基づいた近代的歴史観・世界観形成へのパラダイム転換である。各民族・宗教ごとに発生した世界解釈の役目を担う神話からの最終的脱却が、今日におけるいわゆる「歴史学」なる学問の萌芽だったと言えよう。ヨーロッパ文化における神話としてのファクターがキリスト教の存在だったのだ。
 概観するに、「普遍史」という存在は歴史観に基づく世界解釈という「機能」を有してはいたが、他の文化が主張する多様な歴史観およびそれに端を発する世界観の一端とどうしても矛盾が生じてくる、すなわち「性能」面での決定的な欠陥が存在している。
 
 ある神話的歴史観とそれを基底にした世界解釈というのは元来がその集団のみが有する思考の産物であり、他の解釈と喰い違うのは当然と言えば当然なのだが、神話的歴史観を普遍的存在として拡大解釈したが故に看過できない矛盾点が次々と生じ、その結果、神話的歴史観から離れた学問的・現実的歴史観――すなわち「世界史」の誕生を見たというのは、あるいはあまりにも皮肉な史実であったかも知れない。
 神話的歴史観とは、尋常においては、ある文化の中でのみ運用されるものであろうからだ。
 





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Last updated  2009.03.06 22:51:16
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