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カテゴリ:日常の出来事
学内で合同企業説明会があったので、参加してきた。
参加企業の求人票が正面玄関の大ホールに張り出されていたので、生徒はそれを見て興味のある企業を探す事になる。なお、俺の行っている専門学校はビジネス・建築・情報・音響・映像・ゲームなど多様な学科を設けて手広くやっているのだが、今回は情報系――つまりはプログラミングやシステムエンジニアの求人が多かったようである。 数十の求人票がひしめき合い、スーツに身を包んだ就活生(もちろん俺も含む)が手に手に紙とペンを取ってこれと定めた企業の情報をメモしている。恐らく、これは毎年繰り返されてきた光景なのだろう。が、たくさんの求人票の中に一つ、猛烈に異彩を放つ企業のモノがあったのだ。 それは恐るべきことに、ガチのエロゲーメーカーからの求人だった。 しかも2社。 確か、アイワンとTEATIMEというエロゲブランドだったような。 プログラマー、CGクリエイター、シナリオライター、企画その他の求人。 求人票というヤツはその企業の事業内容に関する簡単な説明が載っているものだが、そこにもちゃんと 「アダルトゲーム開発」 「美少女ゲーム開発」 と明記されていた。 「PCゲーム開発」などという遠回しの表現を使わずに「アダルトゲーム」「美少女ゲーム」と見事に言い切るその漢ぶりには感服せざるを得ない。そのうえTEATIMEに至っては、しっかりと自社商品である「らぶデス2」の画像まで載せていた。 エロゲ会社、マジで歪みねぇな。 ていうか、ああいった会社からの求人って、普通に専門学校に来たりするモンなんだね……。下手すると後年、我が専門学校のパンフレットの「就職先一覧」「就職実績」の項目にはエロゲーメーカーが名を連ねる事になるかもしれない訳か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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