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カテゴリ:与太話
「反逆者としてのボク少女」……というテーマを思いついたのだが、どうか。
言うなれば、世の中に存する一人称「ボク」の少女たちは、窮屈極まる世間に、あるいは「女性」性という属性そのものに、さらには型通りの性別観念に押し込めようとする思想そのものに対しての反旗を翻さんがために、あえて尋常一様の女性的な振る舞いを嫌い、少女にして少年である「ボク」という名乗りを挙げるのではないか…と。 一人称「ボク」として「女性」を少しだけ逸脱してより「男性」に近付いた少女たちは、男にして女という両義的な属性を自らの意思で選び取った事になる。男でなし、女でもなし。そのどちらにも属し、そのどちらにも属さない、自発的に突き進んだ観念上のアウトサイダー。 あー、まあこの程度の発想はネットを見渡せば一万人ぐらいは余裕で転がってるだろうけれども。一応、もうちょっと考えが煮詰まったらいつものように文章化して恥を晒してみないかも解らない。 「推定少女」「僕はかぐや姫」「魍魎の匣」辺りの文芸作品を基にして考えてみたいと思う。って、「僕はかぐや姫」ってAmazonでも中古しかないんだけど、書店で手に入るのだろうか。他二作は既読だが、「魍魎の匣」だけが実家にあるという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.14 21:56:12
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