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カテゴリ:日常の出来事
「死刑囚の記録」という新書を読んでいる。
四方を壁に囲まれた独房の中で生活をしている死刑囚は無意識的に圧迫感を感じ、精神を病んでしまう者がいるらしい。 先日、就活の一環として学内で面接練習を3回ほど受けて来たのだが、1回目よりも2回目の方がより緊張した。思うに、1回目は大きな窓があってそこから覗く街の景色がよく見え、2回目は窓の一切存在しない部屋だったからではないだろうか。 窓のある方が外界に通じる「門」的な要素を含んだ開放感を味わわせ、窓のない部屋は死刑囚の独房と同じような要因で不思議と圧迫感があるのかもしれない。 四方から迫って来る壁は、視覚的だけではなく心理的にも緊張状態のボルテージ上昇に一役買っているのかも知れぬ。面接試験の本番は明後日だが、願わくば窓のある部屋でありますように……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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