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カテゴリ:日常の出来事
今日も今日とて就職活動。
2年に進級してからというもの毎週金曜日の午後は就活に費やしているため、金曜午後に行われる授業にはまだ一度も出席していないという戦慄の事実に気が付いてしまった。 公認欠席として届け出ているからサボリにはならないが、テストの時が非常に恐ろしい。 それにしても今日の面接は焦った。ある意味、今までで一番困った。少しずつではあるが場数を幾度か踏んだ故、会話自体は最初に比べるとかなりまともになっているが、どうしても答えられない質問や失念した回答が幾つか。 売上高と主要取引先を答えられなかったのは非常に痛かった。前者は「把握しておりません」後者は「失念してしまいました」と回答したのだが、面接官はどう考えても笑顔の裏で呆れていたはずだろう……。筆記も地味に難しかったしなー。今回もダメだろうなー。 ていうか、こうも上手くいかないのは就職活動に対する俺の意識自体が低いことの証左であるのかもしれない。正直な話、職などというものは飯の種を得るための手段としか捉えていないし、そのためか、「こうなりたい」「こういう仕事をしたい」という具体像がそもそも存在しない。自己の意識それ自体を改革していかなければ危ないかも知れない……。 余剰財産の備蓄によって、生産という社会維持に不可欠な仕事から放逐・解放され得た人間たちが、専門的職能分化を繰り返すことによって誕生・発達させたのが職業なら、我と我が身を切り売りしていた最初期ならばともかく、そこに携わる者が何らかの意義を見出さなければならないのは、面倒とはいえ止むを得ざることなのであろうか。いっそのこと、トマス・モア的ユートピアが到来したら楽なんだろうけど、それだと社会の維持のみが目的になって発展が停滞するだろうしな。専門的職能分化という現象そのものが社会発展の所産であり、社会そのものが発展を志向し続ける以上、職業に就く必要があるという現実は変わらない。ああ。 トーマス・マン「魔の山」とアーヴィング「ガープの世界」が非常に面白い。 俺も山で療養生活を送りたくなってきたよ、一年ぐらい。 髪の毛の先から爪先まで完全に健康体だけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.08 21:54:53
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