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カテゴリ:日常の出来事
江戸時代って本当に良い時代だったのか?
結局のところ、良いだの悪いだのという判断は後世の価値観で眺めたからに過ぎないんだろうなあ、と思う。 我々が江戸時代(別の時代でもいいけど)を良かったとか悪かったとか言えるのは、当時とはまるで様変わりした文化・社会システム・価値観念その他諸々に属しながら生きているからであって、当時の人々はまた当時のシステムに属しながら生きていただけだ。つまりそれは良い悪いの次元ではなく、ただ単に「当たり前」の生活を送っていたに過ぎない。 だから、為政者がよほどの悪政を行って民衆が貧窮していたとかいうのならともかく、その当たり前のことを現代人が批評するというのもおかしな話ではある。 良い悪いというのは、言うまでもなく他と比べることで発生するものだと思うけれども、江戸期の日本人は江戸期のルールに従った生活をしていただけなのだから、少なくとも極端に良い悪いなんて思っていなかったのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.12 22:58:46
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