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カテゴリ:日常の出来事
先日、近くの席の女の子(ニコ厨)から聞いた話。
我々が通っている専門学校は15階建てのビルであり、その9階にはデザイン系の学科が入っている。で、彼女はある時、諸事情で普段は立ち寄らぬ9階に行ったそうだ。 すると、そこの生徒さん方があんまり見ないような凝った服装だったらしい。 曰く、「何て言ったらいいのかな……身体にカーテン巻き付けてるような感じ」。 俺自身、前にどっかでそういうファッションの人を見かけたような気がするのだが、なにぶんファッションというものには詳しくないので、頭にパッと浮かんだこれというイメージを上手く言葉で表せないのが悲しい。つか、それって古代ローマのあれみたいな感じでしょうか……いや、やっぱり違うか。 思うに、サブカル好きな人たちみたいな感じかどうかは解らないまでも、美術とかデザインに関する事柄を勉強したいと思ってそういう学科にやって来るくらいだし、美的感覚というか感性が普通人よりも一歩進んだ所に居るのかもしれない。 でもそういう感性みたいなものってある程度、他の人々とは隔絶されているくらいが丁度いいんじゃないだろうか。かつてごく一部の共有財産でありながら、後に広く普及した文化は、ある意味で大衆に迎合して往時の素晴らしさから遠ざかっていると言えなくもないと思う。だから、一風変わったものは一風変わったままで、称賛と畏怖を同時に送られるくらいがベストかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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