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カテゴリ:日常の出来事
実は今日、二十歳になった。
合法的に飲酒可能です。 夏季休暇で実家に帰ったら本格的に飲酒するかもしれないし、しないかもしれない。 とりあえず飲んではみるだろうけども。 という訳で、一年間がんばった自分へのご褒美(笑)として、ヴィレッジヴァンガードで「廃墟」の写真集を買ってきた。チェルノブイリ原発事故ってのが昔ありましたが、放射能に包まれて死の街と化した現地をファインダーに収めてきたという。 まだ読んでねぇけど。 サブカル好みの人々の間では人気が高いのか、いわゆる「廃墟」の写真集というものを最近はよく見かけるけれども、正直なところ単なる廃墟になど何ら興味は無かった。それでも俺がこのモノに惹かれてしまったのは、どうにも覆しがたい屈曲した滅亡を証するものだったからかもしれないと思う。 「殺人現場を歩く」(ちくば文庫)という、写真と文章が収められたルポルタージュを読んだ時もそうだったのだけれども、どうにも俺はただ時間の経過と共に打ち捨てられ朽ち果てた廃墟よりも、どうしようもない悲劇性というか、明確に存しその傷跡を傍観者の脳裏に深々と突き立てる類の廃墟が好きなのかしれない。 それはかつての面影を残さぬ死体遺棄現場であり、未解決殺人事件の情報提供を呼びかける看板であり、滅びた国の威勢を今に伝える遺跡であるわけだ。要するに、そこに確実に「誰か」が居て「何か」があったのだということを、人の営みと生き死ににまつわる属性の残りカスを、見て取りたいのだろうと自分で考えてみた。 まだ読んでねぇけど。 あー、でも軍艦島の写真集にも何か惹かれるモノがあるかもしれない……。 そういうことで、成人しました(^q^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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