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カテゴリ:日常の出来事
アネクドート(Wikipedia)
アネクドートとは、ロシア語では滑稽な小話全般を指すが、日本ではそのうち特に旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指して用いられることが多い。 本来この言葉はギリシャ語のアネクドトンに由来し「公にされなかったもの」の意を表した。 ……――云々。 後略。 「ソ連にもアメリカのような言論の自由があるって本当ですか?」 「ええ、原則としてその通りです。ワシントンD.C.のホワイトハウスの前で『くたばれ、レーガン!』って叫んでも罰せられないのと全く同じように、モスクワの赤の広場の前で 『くたばれ、レーガン!』って叫んでも罰せられません。」 個人的には↑のが一番面白かった。 社会的な禁止を前にすればするほど、この手の諧謔から産まれる笑いの度合いは大きくなる。つまり、それがあえて背徳性を伴った性質を獲得した不謹慎さの属性が強いほど面白くなってしまう。やるなと言われるとやりたくもなる。人間は禁止を乗り越えることに大きな快楽を感じるものだって偉い人が言ってたし。 ……それにしても、あの国における最大最強のジョークは革命者が弾圧者へと容易に変身してしまったことだと思うんだけれども。 旧い支配者と同じ服を着て、同じものを食べて、同じ遊びに興じる豚のナポレオンが人間と見分けがつかなくなったというオチは、恐ろしくも滑稽だ。ジョージ・オーウェルは上手いことを書いたものだ。 もっとも、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.24 22:36:40
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