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tartaros  ―タルタロス―

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2009.08.22
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カテゴリ:時事ネタ
心霊スポットの廃虚病院 若者殺到で大迷惑 神奈川・厚木


 廃墟で“魑魅魍魎が跋扈し始める”のは、人が生きているという「生」的な日常が剥がれ落ち、隠されていた「死」が少しずつ剥き出しになり始めるからだという。だから森の奥深くに在る廃墟や廃病院は、日常ではなかなかお目にはかかれない「死」への憧憬の具体化した姿を体感すべく、それに魅せられた人々が訪れるのかもしれない。
 けれどもこのニュースを見る限りでは、廃墟という場所的な特性において、過去に何があったかという事実は、そこを訪れる人々にとってはあまり関係が無いらしい。
 「心霊スポット」というのは、生から離脱しつつ、同時に明瞭な死の世界と直結した解釈に他ならないのであるが、物語る人々の間にて三途の河の向こう側を垣間見る真実性を帯びた場所である必要は必ずしもなく、ただ意識の中で視覚的・感覚的現象としての「死」に対して仮初めの確証を与えるアトモスフィアのみの整備が求められているのであろう。
 つまり、この廃病院とやらで過去に悲惨な事故や人死にがあったという「物語」の正誤は必ずしも重要という訳ではないのである。人々が彼らの言葉でそのフィールドを語る時、そこは初めて事実を超えた空想の「死」と一体化を果たすのだ。

 ……それにしても、いかに漠然と人々が日常から離れた「死」の情景を求めていたとしても、廃墟に好き勝手な落書きをしまくるようであれば、恨みを抱いて死んでいった人々も化けて出る気には、到底、なれるものではあるまいと思うが。





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Last updated  2009.08.22 21:43:36
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