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カテゴリ:時事ネタ
貧困層の支持を集めてきた新宗教「創価学会」を母体とし、数十年前より国政における地歩を着々と築き上げてきた「公明党」。
農村部を主要な支持層とする「自由民主党」との長きに渡る連立政権を樹立、さらに2004年に勃発した衆院選戦役では、小泉純一郎の掲げる秘策“郵政民営化”を旗印とした自民党が歴史的大勝利を収め、その覇権は将来に渡って安泰であるかのように思われた。 しかし、自民党に所属する阿部・福田・麻生の三首相は日本国における世論の大部分を陰で左右すると言われる謎の勢力「マスコミ」の容赦ない攻撃にさらされた(一説によれば、この勢力は某国の間者と深い繋がりを持っているとも言われる)。天は小泉一代限りでその気まぐれを歪めたか、三首相はマスコミの攻勢をはねのけるだけの戦力を整える事ができず、挙句の果てに骨肉相食む宿敵「民主党」を盟主とする野党軍が一気に優勢に躍り出てしまう。 この、国会にて幾度となく繰り広げられた両勢力の小競り合いを前哨戦として、ついに第二次衆院選戦役が始まろうとしていた。 そして、2008年。 社会のエリート層にその思想を普及させる事で勢力を増してきた新宗教「幸福の科学」を母体とする「幸福実現党」が、豊富な資金力と人的資源を惜しみなく投入し、長き雌伏を打ち破ってついに表舞台に立ったのである。 衰退する栄華を維持せんとする自民党、政権奪取に向け野心をたぎらせる民主党。 そして公明党と幸福実現党。 互いに違う神を戴く者同士が、同じ天を戴く事が能わざるか。 それが衆院選を主戦場とし、その後、日本中に荒廃を刻み付ける事になる21世紀の宗教戦争「永田町三十年戦争」の幕開けであるとは、この時代の人間が誰ひとり気付くはずも無かった……。 いったい何を書いてるんだろうか。 それにしても昨今の、政治家の「イメージ」のみが先走り優先される日本の政治は衆愚化しているというか、民主主義の欠点めいたものがモロに見えてしまっていると思う。つまり、ロクに政治なんてできなくても、大衆に上手い事おもねる術を知っていれば支持を得られてしまうというが現実だ。 もっとも、目先の利益を追求するデマゴゴスのみではなく、むしろ進んで扇動される大衆の方にも負うべき責任の一端はあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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