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カテゴリ:日常の出来事
唐突に、韓国料理を食べに行った。
所用があって外出し、帰宅の途次、マックにでも寄ろうかと思ったのだが位置的にたまたま通りかかった場所にあったもので何となく。 狭く細い路地の中にある非常に小さな店で、店が建っている場所自体は目立たないというか、パッと見で何か犯罪行為が行われても露見しにくそうだなあという無責任な空想を抱いてしまいそうな いわば、「場末」の一言で片付けられそうな。 比例して店もかなり小さく、出入口の段差につまづかぬよう気をつけて入ると、やはり店の中は狭かった。 何となく昭和の30年代という言葉を彷彿させる木造の建物である。 あるのは数席のカウンターと二つのテーブルで、正確な数を数えた訳ではなかったけれど、おそらく10人も客は入れないに違いない。メニュー表に目を走らせ、とりあえず無難に700円の「ビビンバ」を食べることにした。いや、ほら、あんまり慣れないもの頼んで食べられなかったら困るし。作った側にも失礼だし。つーか、メニュー表に写真が載って無くて不安だったっていうのが最大の理由なんですが。 髪の毛を茶色に染めた、片言の女性店員(たぶん在日コリアンだろう)にその旨を注文し、数分後に料理が出てきた。むろん、韓国料理店なので使用する箸は金属製。 料理そのものは非常に美味しかった。辛いので水を飲みつつだったけれども。 しかし、特筆すべきはビビンバと一緒に出されたワカメの入ったスープである。 これが、何故か味が薄い。 というか、本来は普通の味付けだったと思うのだが、先に濃い味付けであるビビンバを食べてしまったために、スープの味が全く感じられなくなってしまった。こうなると、もはや「スープ」でなく単なる「湯」である。これは誤算。 しかし、とりあえずはそれだけで平穏無事に終わったのだけども、さすがに辛口で味が濃いと美味しいとは感じるが、常食するかどうかと問われれば首を縦に振りかねる。ひとまずたまに食べに行く程度がちょうど良かろうが……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.03 22:32:35
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