今日の禁太郎
日本版「ボブ」は王子?キャップ? 飲酒時運転役に愛称 仲間と車で飲食店に行く時に、酒を飲まない運転役をあらかじめ指名する――。そんな飲酒運転対策に、公益法人「全日本交通安全協会」が乗り出した。お手本は、運転役にボブの愛称をつけて対策が定着したオランダの「ボブ運動」。禁太郎、王子、キャップ……。協会は日本版ボブの名前選びに苦心しているが、忘年会シーズン前の11月中には運動を全国で展開する考えだ。 ボブ運動は、仲間同士や飲食店が「今日のボブは誰?」と呼びかけ、グループ内で飲酒しない人を決めておくことで飲酒運転を防ぐ取り組み。95年にベルギーのビール醸造会社などが始めた。 オランダでは、交通安全協会や政府、レストラン・バーなどの組合が運動に参加。愛称が親しみを呼び、キーホルダーや帽子などボブグッズが販売されるほど普及した。8割の人がボブの意味を知っている、との調査結果もある。 日本版ボブ運動への取り組みは、福岡市で幼児3人が飲酒運転の犠牲になった直後の9月、警察庁から提案された。駐車場付きの郊外型飲食店が多い地方を中心に効果が期待できるという。 「親しみやすい愛称が運動普及のカギ」と協会役員。ボブに代わる愛称には、禁・飲酒運転の意味を込めた「禁太郎」や、夏の甲子園で話題を呼んだハンカチ王子の冷静沈着なイメージにあやかった「王子」をはじめ、キャップ(送りキャプテン)、キーパー(命を守るハンドルキーパー)など10余りの候補が挙がっている。 今月中に愛称を決めて、JAF(日本自動車連盟)や外食産業の日本フードサービス協会に協力を求め、全国の事業所や役所、警察に運動参加を呼びかける。 (ソースasahi.com)>「禁太郎」>「王子」>キャップ>キーパー全日本交通安全協会の人たちも頑張っているんでしょうが、どれも使いたくないです。もしこれが全国に普及したら、「今日の禁太郎は誰にする?」とかいう会話が交わされるのか。