不機嫌と同調しないようにする為には，どうしたらいいのだろう。

子供が喜んでいる姿を見ていると，それだけで，嬉しくなる。奥さんでも同じだ。回りの人が喜んでいると，こっちも嬉しくなる。ご機嫌さんが伝染するんだ。

同じように，不機嫌な人がいると，それだけでこっちまで不機嫌になってしまう。相手の不機嫌を何とかしてやりたくて，その原因を聞いても拗ねていて原因を教えてくれなかったりすると，なおさら気分が悪くなってくる。


でも，よく考えると，同じ事は相手に対しても言える事なんだ。

たとえ，相手が悪いと思う事だって，それによって僕が不機嫌な態度を取っていると，相手だってどんどん不機嫌になっていく。悪循環は，お互いの顔を見なくなるまで続く。

悪循環を断ち切る為には，こっちが，相手の不機嫌の何倍もご機嫌さんになる事だ。
そうすれば，相手もついこっちにつられて苦笑いをしてくれる。
そこまで来たら，相手の不機嫌は，どこかに行ってしまうだろう。

だから，相手の不機嫌に同調せず，いつも，相手の何倍もご機嫌になっていたい。
また，それ以前に，自分だけは，不機嫌にならないようにしたい。
そのためには，どうしたら良いのだろう。



ひとつ，ヒントを見つけた。
齋藤翔さんのメルマガ「伝授！潜在意識浄化法」から引用する。

－－－－－－－－－－－－－－－引用ここから－－－－－－－－－－－－－－－
怒っている人と上手にコミュニケーションをとるコツは、なんといっても
「聞く」ことです。

上手に聞くことです。

〈聞き上手〉がコミュニケーションのすべてとも言えるくらい、聞くことが
大切です。

本人は聞いているつもりでも、聞いていることにならない場合もあります。

怒っていたり、否定的な態度をとったりしている人の話を聞くときには、ま
ず次のポイントを押さえておきましょう。

１．相槌を打つ（ちゃんと反応する）
２．相手の言葉に対して反射的に否定しない
３．否定的な表情をしない（険しい目つき、眉間のシワ等）

このポイントを押さえながら、相手の思いをすべて吐き出させてしまうので
す。
－－－－－－－－－－－－－－－引用ここまで－－－－－－－－－－－－－－－

そうだね。いつも，自分が機嫌良くいる事なんて，なかなかできないよね。
相手の思いを吐き出させてしまえば，相手も少しは気持ちが落ち着くんだろうな。
考えてみよう。