テーマ:思う事は何ですか?(594)
カテゴリ:組織運営
さて、マニュアルを作った、あるいはマニュアルが手元にある場合のことについて話を進めてみようと思います。
イベントについて、素晴らしい・わかりやすいマニュアルがあると仮定します。 これで組織で滞っていた問題も解決され、スムーズな運営が始まることと思います。 運営面で使われた労力が、イベントの中身についての議論に大いに生かされてくるはずです。 しかし、マニュアルで、運営面の問題が全て解決されたわけではないことも頭に留めておきましょう。 運営ではなくイベントの中身についての議論は、その時々の世の中の情勢、個人のカラーなどによって大きく変わってきます。何を伝えたいかという意識の持ち方によっても… ということは、イベントの中身というものは生(なま)ものということです。 マニュアルは? 実はこれも生ものなのです。 ある時にしっかりと作り上げたマニュアルも年月と共に変わっていく可能性が大きいということ。 しかし、使う側がそれを知らなければ、いつまでたってもマニュアルはそのままの状態で流れていくでしょう。 風化してしまうかもしれません。 マニュアルはあると便利だと書きましたが、使う側が定期的にメンテナンスをしてあげる必要もあるのです。 ずっと運営マニュアルが変わらないままイベントの中身を変えてもマンネリ化に陥ることがあるかもしれません。 イベントを行った場合、マニュアルに沿った運営でも問題があった場合。運営に課題を感じたのであれば、マニュアルを訂正・変更するべき時期が来たと思ってもいいかもしれません。 マニュアルは常に万能ではないということです。 作った世代の人たちが組織を離れている場合でも、今組織に入っている人が変更しても構わないということ。 では、どうマニュアルに新しい命を吹き込むのか。 これは、次回にということで… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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