テーマ:ただ思うこと・・・(560)
カテゴリ:自分スタイル
突然ですが、読んでくださっている貴方は人と会話する時、聞く側が多いですか?話すほうが多いですか?
自分は、聞く側が格段に多いです。 先週よりバイトを始め、その中から感じたことを書かせていただきます。 長文になりますが、ご勘弁ください。 ■違い いろいろな農家さんのところ…と言ってもまだ3農家ですが、掘り取りのお手伝いをさせてもらってますが、各農家さんのやり方や流れに違いがあります。 ジャガイモの作り方自体大きな違いはありませんが、掘り取りにはそれぞれのスタイルが存在します。 ジャガイモを20kgコンテナに入れるのですが、入れる量に注文があったり、茎葉の処分の仕方が違ったり等など。 ■拒否反応 休憩中に、バイトのおばちゃんや依頼した農家さんとジュースを飲みながら話をしますが、バイトのおばちゃんは話すのが大好きな方が多いように見受けられます。 農家さんともよく喋りますが、時々ジャガイモ堀りについても話題が出ます。 その時、バイトのおばちゃんが『こうすればいいんじゃない?』などと話すと農家さんの顔色が変わることがあります。 話す側が、こうすると能率が上がったりやりやすいんじゃないかとアドバイスしたのだと思いますが、農家さんの側からすると自分のやり方を否定されたかのように受け取るのかもしれません。 誰だって自分の仕事にこだわりがあると思います。 そこで、いきなり改善すればいいかのような話をされると誰だっていい顔をしないですね。 でも、話を受け入れてくれる時もあります。 それは、自分の話を受け止めてくれた時。 話を受け入れ感じてくれたから貴方の話も聞こうという心情が見え隠れするような気がします。 みんな自分のことを聞いて欲しい、感じて欲しいと思う時があると思います。 その時に一方的に話をされると拒否反応が自然に現れるかもしれません。 もしそれが自分が同じことを思ってて、改善したいと願っている時に相手がいきなり【こうすれば上手くいくからすれば】という事を言われると、それをわかっていても【貴方に何が分かるのか】という感情が出てきがち。 ■キャッチボールで感じる よく【会話はキャッチボール】だと例えられたりします。 相手の立場になって、言葉を選び受け取りやすいように投げかける。 受けた側も相手を思い、受け取ることの出来るボールを投げる。 それが会話がキャッチボールということなのでしょう。 自分の能力が高かったと仮定して、相手がそのレベルにいない時、同じ目線に立ってあげること。 それが聞くという行為でレベルを合わせることが出来るのだと自分は思っています。 どんなに効果があること、向上すること、活性化することでも相手や周りがついていけなければ願っている成果は出てこないと思います。 こうなるとどちらもいい思いがしなくて、モヤモヤが残るのかもしれません。 受け入れ受け入れられの関係を築くことが出来るのなら、物事は格段に向上していき更なる高みに進むことが出来る。 これが信頼関係なのかもしれません。 話すのが悪いと書いているわけでなく、話す時は相手を思いやることができるかを一瞬でもいいから考えられるといいなと個人的に思います。 ■バランス 話すこと、聞くことのバランスは個人により大きな差が生じます。 どちらかに傾いているのが多いのが普通かな。 普段はその人それぞれのスタイルでいいので、何か大事な事を伝えたい時はバランスを意図的にコントロールできればいいなと思います。 話すのが多い人は相手の言葉を受ける練習を、聞くのが多ければ相手に伝える練習を。 もしそれができた時、自分でも思いもよらない発見・成果が現れるかもしれません。 話すことも聞くことも、相手という存在があって成立するものですから… ------- バイトのちょっとしたやり取りを聞くというスタンスで感じたことを長々と書かせていただきました。 お付き合いいただき、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自分スタイル] カテゴリの最新記事
|
|