カテゴリ:農業
「農家になる!」と、20歳になる前の農業大学校を卒業する前に進路を決定した。
色々なことがあったけど、農業をすると言う気持ちはゆるがなかったので、「県の普及員になれば」とか「農協の野菜指導員になればいいのに」なんて声にも耳を傾けず、実家の農業を始めた。 今は、ひょんな事から農協にお世話になっている立場だけど、 「農家になる」という気持ちは変わっていない気がする。 いや、むしろ気持ちが強くなったかも。笑 農業している時、 【百姓】➡︎【農家】➡︎【農業経営者】という流れにしたいと思っていたので、それもまだ夢半ば。 でも… どんな言葉で表現しても、営んでいる本人が他人の言うくくりでまとめられたくないのかも知れないと言う事も多くの人と出会う事で感じた。 それぞれがその地域や集落で感じていることや、外に向けて発信したい事で農業の取り組みも大きく違う。 同じ地域にいても考えが違うことと同じ。 農家って一律で物事を統一するなんて事は本来難しく、できない事なのかも知れないと思う。 今も、そんな気持ちを忘れないよう自分で農業をしてみているけど、専業時代とは違う事を痛感することが多く、そこから兼業農家の気持ちも感じる事が出来るようになったかもしれない。 農業っていうのは、そんな多種多様な考えで営む事が出来る貴重な産業でもあるけど、生半可な気持ちで出来るようなものでもない。 自分に嘘をつくと結果は明らかに反応する。 突き詰めると少しづつでも前進できる。 毎年同じ時期に同じ状況で農業はできないところも多々あるけど、経験と諦めない強さで少しでも結果を良いものにしようとする。 心が強くないと、自然と相談したり脅かされたり助けられたりすることを受け入れられないかもしれないな。 そこを忘れないよう、勤めていながらも、思っているような事ができなくても、農家の一員として頑張りたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.10 23:19:22
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