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ベビーサイン 大学時代の心理学だか何だかの講義で、チラリと聞いたような気がするけれど、 その時の講義ではあまり肯定的な評価ではなかったように記憶している。 ベビーサインを取り入れると、言語発達が遅れるとかなんとか、 確かそんな風に言われていたような気がする。 それでも、2人も育ててみると、 アカンボから幼児に変わるまでのコミュニケーションに とても苦労することが経験上、わかってくるのよね。 しゃべってくれるようになったら、どんなに楽だろうって、 タロウの時にも、ハナコの時にも何度も思ったから。 言葉に頼らない表現を、親が読み取る。 親なら分かるでしょ、って言われてしまうとグウの根も出ないし、 確かに何となくわかるもんだけどさ。 でも、ちゃんと分かるように表現できるなら、その方が楽に決まってる。 というわけで、読んでみた。 良かった。 上の二人の時にも、読んでいれば良かったな、と思った。 記憶に残っているような、言語表現の発達が遅らせるものだ、 っていうようなものは、偏見や誤解の域のものらしい。 少なくとも、本書ではそう書かれている。 が、実感として、とても納得できる。 ベビーサイン、というものを「言語」として堅苦しく考えようとすると、 なんだか非常にとっつきにくく、難しいものに思われるけれど、 要はジェスチャーの類いだ。 手を振って、サヨナラの挨拶の代りにする。 親指だけ立てて、OKのサインにする。 手を耳に当てて、聞こえない、と伝える。 そんなことは大人だってやるわけで、 それを「言語獲得の障害になる」なんて思ったりしないだろう。 そういう、ジェスチャーを子ども相手にも用いましょう、 というのが、このベビーサインの趣旨。 ジェスチャーなら、口腔や発音の未発達な幼児でも簡単に出来ますよ、と。 あいにく、ジロウはまだ生後1か月にもならない新生児なので、 ベビーサイン適齢期にはまだまだ早いから、すぐに試してみるわけにはいかないが、 これは面白いと思う。 適齢期になったら、試してみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.12 14:17:00
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