テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:親バカ日記
昨晩、食後の娘の手を拭っていた夫が、娘の手を見て言った。
「何コレ、何をつけたの? 違うな、噛んだ?」 どうやら、米粒か何かを指ですりつぶしたかのように 指先がガシガシになっているらしい。 「うん、噛んだんよー」と、娘が答えている。 舌打ちしたい気持ちだった。 爪を噛むのは、家族関係にストレスを抱えているサインとして、よく現れるらしい。 もちろん、単なる癖のこともあるだろうけれど……。 娘は、もともと爪を噛む癖があった。 手持ち無沙汰で噛んでしまうような感じだったので、 これは単なる癖のレベルだろうと思っていたのだけれど、 ここ最近の娘の手は、確かにひどい。 爪は、爪切りを失敗して深爪になったかのようにいつも短いし、指の皮がむけている。 娘に爪を噛む癖があるのは知っていたくせに、 それをサインとして読み取れていなかったことに、気づく。 考えてみれば、娘にストレスがかかるのは当然のことだというのに。 私自身、次男を出産して、乳児を抱え、生活に振り回されている。 今まで上の二人の世話を実家の両親に頼んでいたこともあって、 子どもと一緒に暮らす生活自体が手探りで、慣れない生活だと言うのに、 新生児を抱えて、その世話に追いまわされ、 家に一日中閉じこもって、家事に追われ。 仕事をしなくなったから、外界との接点も失せ。 要するに、今までの生活と一変してしまっていて、私自身の生活が確立できていない。 上の二人の出産後に、ひどいうつ状態にはまり込んでしまったから、 今回はそれが無いようにと、自分に負荷をかけないように気をつけてはいたけれど…… 息子は、つい最近まで私との信頼関係が築けていなかったし、 表現が下手なので、親の側でしっかり読み取るようにしなければと、 ふだんから気をつけるようにしていたけれど…… 娘のことは、完全にノーマークだったことに、気づく。 確かに、ハナコはタロウより、表現がストレートで、要領が良い。 だから、何かのサインが現れるより、言葉や態度で訴えてくるだろうと思っていた。 だから、あまり気にしていなかった。 反省。 私が生活に慣れていないのに、幼児が慣れるはずがないんだよね。 まして、今までハナコは最年少で、甘えたい時には甘えてきたし、 わがままも言って許されてきた。 それが、急に……だもの。 夜、寝る時にだって、今まで両脇にタロウとハナコを抱えて、 まるで磔刑のような姿で寝ていたというのに、 片脇にジロウがやってきて、ジロウの方を向いて寝なくちゃならなくなったから、 タロウは私にくっついて眠ることができなくなったし、 ハナコは私の背にしかくっつくことができなくなった。 さびしくないはずが、ない。 ○○してー、と言ってきても、ジロウの世話で応えられないことも多いし。 これが、タロウやハナコにストレスでないはずがない。 だからって、ジロウの世話が減るわけではないから、 今すぐどうにかできるものでもないけれど…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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