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今日は、早起きして、ちょっと変わったお寺さんに行ってきた。 早朝5時起床。あたりはまだ薄暗く、雨も激しく降っている中、 車で1時間以上掛かる「極楽寺」という真言密教のお寺を訪ねた。 到着したのは6時45分。祭壇には、護摩を炊く準備が整えられ 4人の参拝者?って言うのかな? 護摩炊きのわずか1メートルのところに火を囲むように正座し お坊様が、火をつけた護摩を見つめる。 しばらくすると、炎が上がりだし、読経が始まる。 護摩板に願いを書いたものを次々に炎に投げ入れ その都度、願いを読み上げていく。 この護摩の火は、五感を刺激する不思議な存在で 煩悩を焼き尽くすこと、 魂の穢れなき浄化を、目的としてる。 炎はそのまま、釈迦の智火とされ、悟りを開く手助けとなるそうだ。 この炎にあたると、全身に汗がにじみ出てくる。 いやな汗ではない。心が洗われるような気がしてくる。 頭も妙にスッキリとして、終わった時には、壮快感さえあった。 なかなか経験する事の出来ない、このような神事に参加出来たのは、 すごくラッキーだった。 またひとつ、人間の力の及ばない世界を垣間見たような気がした。 密教系のお寺では、結構やってるそうなので また、機会があれば参加してみたいと思う。 ただひとつ、事が終わってから聞いた事なのだが・・・ 小生は正座というのが、スゴク苦手だ。 10分も座っていると、すぐにしびれてしまう。 この護摩炊きは、正座で拝見するのが礼儀らしいのだが 形ではなく、たとえアグラをかいていたとしても、心の持ちようが一番なのだそうだ。 早く言ってくれよぉ!と小生は言いたい。 一時間以上、正座での足のしびれをガマンしながら座ってた、こっちの身にもなってほしいものだ。 次回はもちろん最初からアグラをかかせてもらおうと、心に固く誓ったのは言うまでもない事だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年07月01日 23時17分04秒
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