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カテゴリ:マッスル相談室
今日もさっそく、悩める人々からお便りが届いている。これから読み上げるから、良い解決策を導き出してくれ。
うむ。
「私は、とある企業でサラリーマンをしている者です。私の悩みは、周囲の同僚から仕事を押し付けられてしまい、なかなか自分の仕事をすることができません。一体どうすれば良いのでしょうか?」
なるほど。察するに、彼は周囲から頼られてしまい、それが仇となって苦しんでいると思われるな。
そうなのか? 俺としては、彼は断れない性格のため、周囲がそれを利用して、怠けたがっているとしか思えないんだが。
まあいい、例によって、偉大な筋肉家である俺が、うまく断る手本を示すとしよう。
今度はちゃんとやれよ。
タイタスさん、悪いけど、この書類を明日までに整理しておいてくれますか?
出来ません。
何故…できないんでしょうか?
それは、あなたが魔法の言葉を唱えないからです。
魔法…の言葉…ですか?一体何ですかそれは?
「この通りです、どうかお願いいたします」という言葉です。
こ、この通りです…。ど、どうかよろしくお願いいたします。
そこまで言うんじゃあ仕方がないな。幸いにも、俺は心が広いからやってあげてもいいぞ。
あ…ありがとうございます。では、よろしくお願いしますね。
待ちたまえ。
はい?なんですか?
よく見たら、この書類は紙で出来ているじゃないか。俺はこんな軽いものを持ったことがない。全て石版に書き写してから出直してくれたまえ。
なんだコレ?
これでうまく断ることができるはずだ。
こんな態度できるなら、とっくに断れているはずだろう。
うむ、要するに筋トレをして、力強く断れるようになれば良いんだ。
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最終更新日
2008.11.23 19:23:12
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