朝の光は白く、昼の光は青く、夕方の光は赤い。
春の空は明らかに冬のそれとは異なる。 それは理屈ではなく感覚的にはっきりとわかる。 いままで通り空を撮るとなんだかぼやっとする。 空の青が記憶色と違う。 思い通りに撮影できない。 光線のスペクトルが変わり、 大気中の水蒸気の量がかわったのだ。 だから撮影するときにはそれを勘案することになる。 対処方法はひとそれぞれ持っていることと思う。 わたしの場合は光学フィルターの力を借りている。 同時に太陽の位置や刻一刻と変化する光線に配慮する。 個人的には午後2時過ぎから夕暮れまでの時間帯が好き。 早朝から午前10時頃もいいのだけれど。 朝の光は白く、昼の光は青く、夕方の光は赤い。 それらの要素と測りあうこともまた写真撮影の楽しみかも知れない。 信州北八ヶ岳標高1700mより --- 「春の空」/蓼科高原北八ヶ岳・標高1700m170328-DSC00900-Edit-dSony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM from 蓼科高原ペンション・サンセット